「会社員×フリーランス時代」の到来 〜 “会社行きたくない”が危険な理由〜

みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。

「もう会社、行きたくない」——その気持ち、あなたの未来を変える“サイン”かもしれません。

朝が来るたびに、重くなる足取り。
「今日も会社か…」と思った瞬間、少しだけ心が沈む——。

そんな“会社イヤイヤ病”、実はあなたの“本能的な経済センス”が働いている証拠かもしれません。
つまりこれは、あなたの“時間”という資産が、会社に対してリターンを生んでいない危険信号なのです。

しかも、日本の“終身雇用”はすでに限界を迎えています。
このまま「会社員のふり」をして生きるのは、言うなれば赤字のビジネスモデルを惰性で続けることと同じ。
では、私たちにできることは?
それが、「会社員×フリーランス」的な新しい働き方への進化です。


💡このブログでわかること

この先を読み進めれば、以下のようなヒントが得られます👇

✅ 「会社行きたくない」がなぜ“経済的に危険”なのか?
✅ 終身雇用の終焉にどう備えるべきか?
✅ フリーランス的に働くとはどういうことか?
✅ 「自分を磨き、会社を喜ばせる」ことがなぜ最強の自己投資になるのか?
✅ 働くことで社会と“価値でつながる”という発想の転換


この記事は、あなたがこれからの時代を「自分の力」で生き抜くための羅針盤になります。
たとえ会社に頼れない時代が来ても、あなたの価値があれば、人生に“自由”は取り戻せる。
そんな希望を、投資と会計の視点から、わかりやすく・熱く・深くお届けします。

「なんのために働くのか?」
「自分の価値ってなんだろう?」

そんな問いの答えを、一緒に探しにいきましょう。

「会社行きたくない」が“危険信号”な本当の理由

「行きたくない」は“心の赤字決算”

多くの人が口を揃える「会社行きたくない」という感情。
でも、このフレーズを“ただの甘え”や“気分”として片付けるのは危険です。
実はこの感情、あなた自身の「見えないPL(損益計算書)」が赤字になっているサインだと考えられます。

会社に費やす時間、労力、精神的なコスト。それに対して、得られている対価は本当に見合っているでしょうか?
給与が低い、評価されない、スキルが磨かれない…。そんな状態が続けば、心は無意識のうちに「この投資は割に合わない」と判断します。
それが「行きたくない」という形で表面化するのです。

会計で言えば、収益より費用が上回る状態。これが何ヶ月、何年と続けば、やがて「燃え尽き」や「うつ」といった精神的な破綻へとつながりかねません。

終身雇用は“幻想”という前提に立つ

この国では長らく、会社にさえいれば守られるという“終身雇用神話”がありました。
でも今、現実は大きく変わっています。経団連でさえ「終身雇用は維持できない」と明言。リストラや早期退職の対象に、40代前半ですら含まれる時代です。

あなたが今、「ここに居れば大丈夫」と思っている会社も、10年後に存在している保証はどこにもありません。
つまり、「とりあえず今の会社で頑張ればいつか報われる」という考えは、もはや投資価値の低い銘柄に資金を投入し続けているような状態なのです。

そして怖いのは、それに気づかないこと。
誰かに「大丈夫」と言われた安心感の中で、自分という資産がじわじわと目減りしていく
この状況を打破するには、自らの「人的資本」の評価軸を、自分で持たなければいけません。

「会社にいるだけ」では資産は育たない

資産形成の基本は、「時間をどこに投資するか」です。
これは金融資産でも、キャリア資産でも同じ。
給与という短期的なリターンだけでなく、自分のスキル・実績・信用といった“無形資産”が成長しているかが、長期的な視点で見たときの本当のリターンになります。

「なんとなく仕事をこなして給料をもらっている」だけでは、この無形資産はほとんど増えません。
むしろ、社内ルールや特定の部署だけで通じるスキルに時間を使っていると、それは汎用性のない資産に近づいてしまいます。

そうではなく、「自分がこの1日で何を学び、誰に価値を提供できたか」を明確にする。
これはまさに、自己成長という投資活動です。

そして、この視点に立ったとき、あなたの中で「行きたくない」は単なる逃避ではなく、次のフェーズへの起爆剤に変わっていきます。

会社員こそ「フリーランス的」に生きる時代

フリーランス的に生きる=“個人株式会社”を経営する感覚

「フリーランス的に生きよう」と聞くと、多くの人は「独立しなきゃいけないの?」と構えてしまいます。でも、ここで言いたいのは“働き方の形”ではなく、“働く上でのスタンス”の話です。

会社員としての名刺を持っていても、あなた自身は「自分株式会社」の社長です。つまり、自分の時間、スキル、信用といった資本をどう活かし、どんな相手に価値提供してリターン(給与・評価・信頼)を得るか?という視点を持っているかどうかが重要なのです。

たとえば、与えられた仕事を“業務”としてこなすか、“資産形成”として向き合うかで、時間の価値はまったく変わります。
前者は“時給労働”。後者は“人的資本の複利運用”です。

現代の働き方は、会社という大きな組織の中であっても、個の生産性と市場価値がはっきりと評価される時代に突入しています。
これは裏を返せば、“自分をプロ経営者として育てる意識”を持った人が、会社に属していながらも自由な人生を選べる、ということです。

スキルは“通貨”。通用しないならインフレと同じ

フリーランス的に生きるために、まず見直すべきは自分のスキル資産の質と流動性です。
これはまさに「通貨の信頼性」に似ています。

たとえば、社内では重宝されるけど、社外では通じない知識や経験。
それは例えるなら、発展途上国のローカル通貨のようなもの。使える場所が限られ、交換価値も低い。
一方、汎用性のあるスキル、たとえばデータ分析、マネジメント力、ビジネス英語などは、世界中で“使える通貨”のように評価されます。

ここで重要なのは、「どこでも通用するスキル」に変換するためのリスキリング投資を怠らないこと。
時間やお金を自己研鑽に使うことは、財務会計でいえば“設備投資”にあたります。
短期的にはコストでも、中長期では確実に“収益性を高める資産”になります。

会社に任されているから安心、ではなく、自分の価値は“今いくらで、どうすれば上がるのか”を把握していることこそが、真のキャリアの安定なのです。

複数の選択肢=“リスク分散”の本質

投資の世界で最も重要なキーワードのひとつが「分散」。
一つの銘柄や市場にすべてを賭けるのは危険であり、分散しておくことで、どこかが不調でも全体としては安定する構造が作れます。

これはキャリアでもまったく同じです。
たとえば、一つの会社にすべてを依存している状態。これは“集中投資”と同じであり、企業の業績悪化、組織改編、上司の異動ひとつで、一気に自分の立場が危うくなります。

一方、社外でも通用するスキルを持ち、他社でも評価される実績やポートフォリオを育てていれば、会社内での評価に一喜一憂せずに済みます。
この“選択肢がある”という状況こそが、最強のメンタル防衛策です。

さらに、副業や社外活動で“第二の収入軸”や“社会的つながり”を持っておくことも、リスクヘッジの一環になります。
たとえ本業でトラブルがあっても、「じゃあ次はこちらのリソースを育てよう」と判断できるフレームがあるのです。

「自分を高める」×「会社を喜ばせる」=最強の社会貢献

自分を磨くことは“インフラ投資”である

私たちはつい、「自分を高める=資格を取ること」や「本を読むこと」といった手段に意識が向きがちです。もちろんそれも立派な自己投資ですが、もっと根本にあるのは、「自分自身という基盤を育てること」にあります。

企業が工場やシステムに投資するのと同じように、自分という“経営資源”をアップデートすることが、最も確実でリターンの大きな投資です。
ここで言うアップデートとは、単なる知識やスキルの習得だけではありません。
・感情をコントロールできる力
・他者と信頼関係を築く力
・環境変化に柔軟に対応する力

これらは、目には見えなくても、長期的にキャリアを支える“無形資産”です。
企業会計でも、ブランドや顧客ロイヤルティは「のれん」や「営業権」として資産計上されます。
同じように、あなたが積み上げた信頼や人格も、社会の中でしっかり評価される“キャピタル”なのです。

自己研鑽とは、「自分という会社の地盤改良」。見た目には地味でも、最も崩れにくい土台を作る作業です。

会社を“喜ばせる”ことが、自分のリターンになる

「会社のために働くなんて、搾取じゃないか」と思う人もいるかもしれません。
しかし、ここで視点を変えてみましょう。
会社を喜ばせることは、会社という“市場”に向けて自分の価値を売り込むことなのです。

たとえば、あなたがクライアント企業に勤めていたとして、「この人に任せれば安心」と思われれば、自然と大きな案件が回ってきます。それは実績となり、評価につながり、年収にも反映されます。

これはBtoB取引のロジックとまったく同じで、「相手の困りごとを解決し、感謝されることで、信頼が蓄積されていく」のです。
つまり、“価値提供の結果として感謝される”という構図を理解して働くと、見返りを得やすくなるということ。

給与明細の金額にばかり目を奪われず、「自分の与えた価値は何だったか?」と振り返ることが、キャリアの成長戦略には不可欠です。

社会に“価値で接続”するという発想

最終的に、働くという行為は「社会とつながる」ことです。
そのつながり方には、大きく2つのアプローチがあります。

1つは、会社というプラットフォームに依存するやり方。
もう1つは、会社を“手段”として、あなた自身が社会に価値を届ける主体になる方法です。

後者にシフトすることで、働くことに対する納得感は圧倒的に高まります。
なぜなら、「自分が社会にどう役立っているか」がはっきり見えるからです。
これは投資における“ESG(環境・社会・ガバナンス)投資”にも通じます。
どんなに利益が出ていても、社会への貢献が伴わなければ、長期的な評価は得られません。

つまり、自分の働きが、誰かを助け、社会を少しでも良くしている実感こそが、長期で通用する“人的資本”の本質です。
会社を喜ばせることも、社会に価値を届ける手段のひとつ。
そしてその積み重ねが、最終的にあなた自身の信頼、チャンス、自由度へとつながっていくのです。

結論:「会社員か、フリーランスか」ではなく、「どう生きたいか」を選ぶ時代へ

私たちはこれまで、会社という枠の中で「与えられた仕事をこなすこと」に集中してきました。
でも、時代は静かに、そして確実に変わっています。
終身雇用の終焉、副業解禁、リモートワークの普及——
“会社員=安定”という方程式は、もう通用しない。

そんな時代に、頼れるのは「自分自身の価値」だけです。
どんな状況でも働ける知識、どこでも通用するスキル、そして、誰かに喜んでもらえる存在であること。
これらは、何にも奪われない“無形資産”であり、あなたの人生を支える“見えない配当”を生み続けてくれます。

会社に行きたくない日があってもいい。
でも、そこで立ち止まらず、自分を見つめ直し、「どう生きたいか」を問い続けてほしい。
あなたの人生は、誰かの指示で決まるものではない。
自分で舵を握る“人生という船”を、どんな海に出すかは、あなた自身が決められるのです。

「ただ働く人」ではなく、「価値を届ける人」へ。
その一歩が、あなたの未来を、そして社会を変えていきます。
会社員かフリーランスかではなく、“自立した一人の人間”として誇れる生き方を。
それこそが、これからの時代における、最も美しいキャリアの形なのです。

深掘り:本紹介

もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。

『プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術』
終身雇用が崩れつつある現代において、自律的にキャリアを築く「プロティアン・キャリア」の考え方を提唱。70歳まで第一線で働き続けるためのキャリア資本の築き方を解説しています。


『何者でもない自分』から抜け出すキャリア戦略
会社の肩書きに頼らず、自分自身の価値を見出すためのキャリア戦略を紹介。専門性ややりたいことが明確でない人でも、自分らしい働き方を見つけるヒントが得られます。


『えらくならずにお金がほしい – 会社は教えてくれないキャリアのルール』
出世や昇進を目指さずとも、賢く働いて収入を得る方法を提案。会社に依存せず、自分の価値を高めるためのキャリアのルールを解説しています。


『私たちは“通勤”を辞めました 新時代のキャリアの築き方と20人の実例』
在宅ワークやリモートワークを取り入れた新しい働き方を実践する20人の事例を紹介。通勤に縛られない働き方の可能性と、その実現方法を探ります。


『進化するキャリアオーナーシップ』
個人が自らのキャリアに責任を持ち、主体的にキャリアを築く「キャリアオーナーシップ」の概念を解説。変化の激しい時代において、自分らしいキャリアを形成するための実践的なアプローチを提供します。


それでは、またっ!!

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