みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
自分に“自信”がないまま頑張ってない?
「努力してるのに、報われてない気がする」
「もっと頑張らなきゃ、と思うけど正直しんどい」
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
実は、その“うまくいかない感覚”の正体は――
「自尊心の低さ」にあるかもしれません。
『うまくいっている人の考え方』(ジェリー・ミンチントン著)は、「人生がうまく回る人は、何よりまず“自分自身を信じている”」と説いています。
スキルや努力より先に、自己評価こそが人生を動かす最大のレバレッジ。
この本には、成功者に共通する“考え方の会計術”が詰まっています。
🔍この記事でわかること
このブログでは、そのエッセンスをもとに、
- 「自尊心」を“人生の資産”と捉える思考
- 無意識にやっている「自分を安売り」する習慣の正体
- 投資・会計の視点で読み解く、うまくいく人の構造
- 今日から始められる、自尊心の“積立投資法”
を、3つのセクションで徹底的に解説していきます。
「もっとラクに生きたい」
「自分の価値を見直したい」
そう思うあなたにこそ、読んでほしい内容です。
この記事を読み終わる頃には、あなたの中で眠っていた“資産”が、確実に目を覚ましはじめるはずです。
目次
自尊心は「見えない資産」

自分をどう評価するかが、すべての出発点
企業の財務諸表に「のれん」や「ブランド価値」といった“無形資産”があるように、私たち個人にも目に見えない「価値」が存在します。それが自尊心(セルフエスティーム)です。
では、自尊心とは何か?
それは単なる「自信」ではなく、「自分には価値がある」と信じる“態度”そのもの。
ジェリー・ミンチントンは、「人生の質は、自分をどう扱っているかで決まる」と言います。
つまり、自己評価の高い人ほど、人生の運転席に座れているということ。逆に、自分を過小評価している人は、ハンドルを他人に握らせている状態です。
投資の世界で言えば、PER(株価収益率)が異様に低い企業は「市場に過小評価されている企業」。どれだけ中身が良くても、見向きもされなければ価値は上がらない。これと同じで、自分自身をどう評価しているかが、行動にも、表情にも、選択にも影響します。
自尊心が低いと、人生のKPIが狂う
自尊心の低い状態は、財務体質でいえば“負債過多”です。
過去の失敗が「繰越損失」として心に積み上がり、他人の目を気にしすぎて「他人資本比率」が異常に高まる。すると、自分で意思決定できず、まるで外部の株主に口出しされる未熟企業のようになります。
「こんな自分じゃダメだ」
「もっと頑張らなきゃ認められない」
そんな思考は、まるでムダな広告宣伝費を使い続ける赤字体質企業。
一時的に外からの評価が上がっても、内部留保(自信)は増えず、いずれキャッシュアウトします。
では、どうすればこの赤字体質から脱却できるのか?
答えは、「自分への見方」を変えることです。
自分への“評価制度”を見直す時
会社には評価制度がありますよね。「売上目標達成」や「行動指針の遵守」で点数をつける。でも、自分自身にはどうでしょう? 無意識のうちに、他人と比べたり、完璧主義に縛られたりして、厳しすぎる評価制度を敷いていませんか?
ここで提案したいのは、「自分を上場企業として扱う」という視点です。
- 感情の赤字を放置しない(メンタル損益の把握)
- 自己投資を経費ではなく資産として計上(スキルや経験の積み上げ)
- 周囲からの評価を時価総額ではなく“配当”とみなす(参考情報として捉える)
こうした視点を持つことで、初めて自尊心という無形資産が、人生の中で“使える資産”になります。
思考のPLを黒字にする技術

感情の出費に無自覚なまま「赤字思考」に陥っていないか
あなたの“感情”には、どんなお金の流れがあるでしょうか?
たとえば──
・上司の一言に過敏に反応して1日中イライラする
・SNSでの他人の活躍を見て自己嫌悪に陥る
・過去のミスを反芻して「やっぱり自分はダメだ」と思う
これらはすべて、思考のPL(損益計算書)上における“ムダな支出”です。
しかも厄介なのは、それらの出費が自覚なしに繰り返されること。
企業でいえば、「何にいくらかかっているか分からない」ずさんなコスト管理。
気づいた時には、手元のキャッシュ(心の余裕)が底をついている。
本来、人生のPLは「自分にとって価値ある行動(収益)」と「精神的エネルギーの支出(費用)」で構成されるべきです。
にもかかわらず、赤字ルートに乗ってしまう人は、“誰のための人生か”が見えなくなっている。
思考を黒字化するには、まず感情の支出に目を向ける会計意識が不可欠なのです。
人生の利益とは「実現利益」である
会計の世界には“含み益”という言葉があります。
投資でいえば、株価が上がっていても、売却して初めて“実現利益”になる。
同じように、「いつかやりたい」「本当はこう生きたい」という理想を持っていても、
行動しなければ、それは永遠に含み益のままです。
成功している人の思考はとてもシンプル。
「すぐやる」「小さく始める」「行動を止めない」この3点に集約されます。
人生の黒字化とは、何か特別な才能ではなく、「実現ベースで利益を出す習慣」なのです。
収益性の高い企業は、常に市場の変化に対応しながら、着実に利益を出し続けています。
それと同じで、人生においても“自己実現の確率”を上げていくためには、「考えるだけで終わらせない姿勢」が求められます。
この利益は、お金ではなく「達成感」「自信」「成長」として還元され、最終的には“自尊心”という自己資本に再投資されていくのです。
過去の失敗を「自己投資」として計上しなおす
多くの人が失敗を“損失”として処理しがちです。
しかし、成功する人は違います。
失敗を「自己投資の一部」と捉え、未来の成長原資に変換していきます。
たとえば、転職活動で10社連続で落ちた人。
これを「自分には価値がない」と見るか、「面接慣れのコストを先に払った」と見るかで、その人の将来のキャリアはまったく別物になります。
これは、企業が新規事業にかける先行投資と同じ考え方です。
すぐに利益が出なくても、その経験は“目に見えない資産”として蓄積される。
その意味で、自分の人生に起きたすべての出来事を、“損”とせずに“資産”として計上しなおす視点こそ、人生を持続的に黒字運営するための秘訣なのです。
自分を信じる力が、人生の「信用スコア」になる

信用の原点は「自己信頼」
人生を好転させる最大のレバレッジ――それが「信用」です。
私たちは社会の中で、「この人は信頼できるか」を無意識のうちに測られています。就職活動、転職、ビジネス、パートナーシップ、あらゆる場面で求められるのは、スキルや実績よりもまず、「この人に任せても大丈夫か?」という感覚です。
そのときに最も問われているのは、自己信頼の有無です。
不思議なことに、自分自身を信じていない人は、どれだけ能力があっても周囲に不安を与えます。一貫性がなく、言動がブレやすく、どこかぎこちない。逆に、特別な実績がなくても「この人ならきっと大丈夫」と思わせる人は、自分の価値をちゃんと信じているのです。
金融の世界では、ローンを組むときに「信用スコア」をチェックされますよね。人生においても、「この人は人生をしっかり運営しているか?」という“非公式スコア”が常に見られている。自己信頼がある人ほど、そのスコアが高まり、チャンスが向こうからやってくるのです。
ノーと言えるかどうかが“自己資本比率”を決める
ミンチントンは本書のなかで、「ノーと言う勇気が、自分を守る」と語っています。まさにその通りで、自分のリソース(時間・体力・心)を守るということは、経営的に言えば「限られた資本をいかに有効配分するか」という話です。
自己資本比率が高い企業は、外部に依存せず、安定した経営ができます。個人も同じです。何でもかんでも「はい」と言ってしまう人は、自分のエネルギーを無計画に支出している状態。これでは“経営破綻”まっしぐらです。
勇気をもって「ノー」を伝えること。たったそれだけで、あなたの中の資本構成が変わってきます。他人の期待に応え続ける生き方は、いずれ「自分を安売りする人生」へと変わってしまいます。そうではなく、自分の意思と選択で動いているという実感こそが、信用の源になるのです。
投資家も、リスクの高い案件には「ノー」を突きつける。その判断ができるかどうかで、ポートフォリオの健全性が決まります。人生の意思決定も同じ。自分にとって価値のない選択肢には、迷いなく“却下”を言えるかどうか。それが人生の筋肉をつくる行為なのです。
自分というブランドを築くための習慣
ここまででお分かりのとおり、「自分を信じる力」は日々の行動に宿ります。大きな目標を達成することではなく、小さな約束を自分と守れるか。この積み重ねが、「私は私を信じている」という土台になるのです。
・朝決めたことを、夜までにやる
・目標を人に語ったら、必ず実行する
・言い訳を自分にしない
これらの行動は、投資でいえば「利回りは小さいが、安定配当が続く銘柄」に似ています。地味だけど、確実に“信用の実績”として積み上がる。
自分という存在が「安定している」「期待を裏切らない」という印象を持たれると、人生のまわりに“投資家”が集まり始めます。仕事でも、恋愛でも、信頼を基盤としたつながりが増える。そしてそれらは、自己評価をさらに引き上げる“正のループ”を生み出します。
結局のところ、人生で最も強いブランドは「この人なら安心できる」という印象です。それをつくるのは、日々の選択と小さな積み重ね。つまり、“自分を信じる習慣”なのです。


結論:あなたという会社に、もう一度投資してみよう
私たちはこれまで、どれだけ「自分の価値」を見落としてきたのでしょうか。
誰かと比べては落ち込み、
ミスを責めては自信を削り、
“もっと頑張らなきゃ”と、
本当はもう十分に頑張っている自分を無視してしまう。
でも、今日からは違います。
自尊心は、ただのメンタル論ではありません。
それは「あなたの人生を支える無形資産」であり、
育てていけば、どんな不況にも負けない“信用力”になるのです。
投資家は、将来の成長を信じて企業に資金を投じます。
ならばあなた自身も、「自分にはもっと伸びる価値がある」と信じて、
もう一度、自分に投資してみませんか?
失敗も、遠回りも、傷ついた日々も、
すべては“未来の自分を支える資産”だったと、
そう思えたとき、あなたの財務諸表はきっと黒字になります。
自分を安売りしない。
他人の期待に振り回されない。
自分という会社を、丁寧に経営する。
それができたとき、
あなたの人生には、必ず応援してくれる“投資家”が現れます。
そして何より、
最初の、最大の、そして最後まで応援してくれる投資家は、
――あなた自身なのだと、どうか忘れないでください。
深掘り:本紹介
もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。
『自宅で年収1000万円 「ひとり代理店」で稼ぐ新しい起業の教科書』
初期費用ゼロ、経験なし、センスなしでも年収1000万円を達成したノウハウを紹介。自己信頼を基盤にした起業術が学べます。
『地方で起業して、いきなり手取り額を2倍にする方法』
地方での起業を通じて、手取り額を2倍にする具体的な方法を解説。自己価値を見直し、行動に移すためのヒントが満載です。
『13歳からの「集中力」向上バイブル』
やる気や気合いに頼らず、意図して集中できるコツを教える一冊。自尊心を高め、自己投資を促進するための実践的なアドバイスが得られます。
『見るだけで脳がよくなる 1分間瞬読ドリル』
3万人を教えたノウハウと満足度99%超の瞬読から生まれた脳トレ。短時間で集中力と自己効力感を高める方法が紹介されています。
『月10万円稼いで豊かに暮らす 定年後の仕事図鑑』
定年後の生活を豊かにするための仕事の選び方を紹介。自己評価を見直し、人生を黒字にするためのヒントが得られます。
それでは、またっ!!

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