みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
仕事も家族も、どちらかなんて本当に選ばなきゃいけないの?
あなたは今、キャリアか家族か、副業か安定か──そんな人生の選択に迷っていませんか?本ブログでは、投資や会計の理論をヒントに「選択」と「バランス」の捉え方を掘り下げます。読むことで得られる具体的なベネフィットは次のとおりです。
- 後悔しない意思決定のヒントが手に入る。
人生をあたかも資産運用するように見立てて考えることで、どの選択肢にも納得感を持てるようになります。 - キャリア・家庭・副業のバランスを取るコツがわかる。
「時間」を有限の資産と捉え、配分を最適化する発想を知ることで、仕事も家族もどちらも大事にできる計画が立てられます。 - 将来の不安が和らぎ、柔軟に生きる自信がつく。
変化の激しい時代に“なくならない自分”でいるための投資(自己研鑽やスキル習得)の視点が得られ、時代に振り回されず主体的にキャリアを描けます。
難しい専門知識は不要です!20〜30代の社会人に寄り添い、カジュアルで親しみやすい語り口でお届けします。それでは一緒に、人生を経営するようにデザインする方法を見ていきましょう。
目次
リスクと安定を両立する働き方 – 副業とキャリアのポートフォリオ

「安定した本業だけでは将来が不安、でもリスクの高い挑戦をするのも怖い…」そんなジレンマを抱えたことはありませんか?実はその両方を同時に手に入れる戦略があります。それが“キャリアのポートフォリオ化”です。
ポートフォリオ戦略で安定と挑戦をミックスする
投資の世界では、リスクとリターンのバランスを取るためにポートフォリオ(資産の組み合わせ)を分散させます。安全な資産とリスク資産を組み合わせて市場変動に備えつつ高い収益も狙う「バーベル戦略」という手法があります。この考え方はそのままキャリアにも応用可能です。例えば、「安定的だけど大きくは化けない仕事」+「不安定だけど大化けする可能性のある仕事」という組み合わせは一理あります。平日は会社員として安定収入を得ながら、週末やスキマ時間で副業や個人プロジェクトに取り組むイメージです。
そうすることで、もし本業の会社で何かあっても副業からある程度の収益を確保できるうえ、情熱を注いだ活動を通じて自分のスキルや人的ネットワーク(人的資本・社会資本)も広がります。まさに投資でいう「リスクの分散」と「将来への投資」を同時に行っている状態です。
増えつつある“複業”という生き方
近年、日本でも副業解禁の流れやフリーランス人口の増加で、一つの肩書や収入源に頼らない働き方が注目されています。実際、複数の収入源を持つことは心理的な安定につながり、不測の事態でも家計を守る“保険”になります。たとえば「平均的なアメリカ人はキャリアで12回も転職する」という統計もあり、一つの会社に一生を捧げても安泰とは限りません。むしろ一社だけに依存する方がリスクが高い時代です。
複業家たちは口を揃えて「色々なことを掛け持ちすることで、自分の強みや興味を存分に活かせる」と言います。一つの仕事に全エネルギーを注ぐのではなく、複数の“小さな賭け”に分散投資することで精神的・経済的ショックに強くなるのです。もちろん同時並行で仕事を回すのは大変ですが、だからこそ「好き・得意」を軸に副業を選ぶことがポイントです。情熱を持てるサイドプロジェクトは学びも多く、本業にも良い刺激を与えてくれます。
キャリアの20%ルールで自己投資
具体的なコツの一つに、“キャリアの20%ルール”があります。これはGoogleが社員に推奨していた制度が有名ですが、勤務時間の20%を本業以外のプロジェクトに充てて新しいアイデア創出につなげる試みです。個人レベルでも週5日のうち1日分(20%)の時間を「将来の自分を育てる活動」に投資してみましょう。新しいスキルの勉強、副業の立ち上げ、業界研究…内容は何でもOKです。重要なのは、長期的に自分の市場価値を高めるためのR&D(研究開発)的な時間を意識的に確保することです。
※R&D的キャリア…企業が将来のために研究開発投資を行うように、個人も将来のキャリアのために時間と労力を投資するという考え方
そうすることで日々のルーチンに埋もれず、常に新しい成長のタネを蒔いておけます。安定の中に少量のリスクを混ぜるからこそ、万一のとき大崩れせず、むしろ大きなチャンスが巡ってくる可能性も高まるのです。あなたのキャリアという資産ポートフォリオにも、ぜひ「攻守のバランス」を意識してみてください。
キャリアアップと家族時間の両立 – 時間の「質」と「分配」を考える

キャリアを追い求める20〜30代にとって、仕事と家庭のバランスは永遠のテーマですよね。昇進や自己研鑽に時間を使いたい一方で、大切なパートナーや子どもとの時間も疎かにしたくない…。この葛藤を解決する鍵は、「時間の質」と「時間配分」を見直すことです。
時間も有限な資産:配分を「見える化」しよう
お金と違って時間は目に見えないだけに、つい浪費しがちな資産です。誰もが平等に1日24時間=一生で約70万時間という貴重な「時間資本」を持っています。しかし仕事に追われると、この限りある時間の使い方をつい忘れてしまいます。まずは自分の時間の使い道を書き出してみることをおすすめします。家計簿をつけるように時間簿をつけるイメージです。どれだけ仕事に投資し、どれだけ家族や自分に投資しているか可視化すると、「時間のポートフォリオ」が見えてきます。
次に、自分にとって理想的な時間配分を考えてみましょう。投資で資産配分(アセットアロケーション)を決めるように、人生でも時間という資源をどこに配分するか戦略を持つことが大切です。例えば「平日は仕事に集中する代わりに、週末の夕方以降は家族との時間に充てる」「毎晩子どもが寝る前の1時間はスマホを置いて全力で遊ぶ」など、自分なりのルールを決めます。小さなことですが、意図的に時間を配分し直すだけで日々の充実感は大きく変わります。
“量より質”で満たす家族時間
忙しいビジネスパーソンにとって、物理的に家族と過ごせる時間は限られているかもしれません。でも安心してください。大事なのは時間の長さより質の高さです。たとえ短くても、濃密で心が通った時間は何にも代えがたい価値があります。
例えば、毎日家族と夕食をとれなくても、週に一度は必ず「ノー残業デー」を設定して子供の寝かしつけまでやるとか、通勤前の30分だけでも一緒に朝食を食べる習慣を作る、といった工夫です。その際に重要なのが「100%その瞬間に集中する」こと。仕事のメールやスマホをいじりながらでは、せっかく一緒にいても心ここにあらずですよね。物理的に一緒にいる時間の長さ=クオリティではないと肝に銘じましょう。たとえ短くても、お互いに深く向き合って笑い合えた10分間の会話は、ぼんやりテレビを見ながらの1時間より価値があるはずです。
また、キャリアアップのための時間も実は「質」が鍵です。ただ闇雲に残業を増やしたり休日返上で働いたりしても、生産性が下がってしまっては本末転倒。限られたオフィス時間で集中力を高めて成果を出す工夫をし、浮いた時間を自己研鑽や家族サービスに充てる方が、結果的に仕事もうまくいくことが多いものです。
人的資本・社会資本のバランス
ここで一つ、投資理論的な視点を紹介します。人生には「人的資本」「社会資本」「金融資本」という3つの資本があると言われます。人的資本は自分のスキルや知識、経験といった自分自身への投資で得られる力。社会資本は信頼や人脈、家族や友人との繋がりといった他者との関係から生まれる価値。金融資本はお金や不動産など経済的な基盤です。この3つのうち一つだけを追いすぎると、人生はアンバランスになりがちです。現代社会ではとくに「経済的豊かさ(金融資本)さえ手に入れば幸せになれる」と思い込みがちですが、収入が増えても幸福度が頭打ちになることは研究でも示されています。むしろお金を追いすぎるあまり家族との時間や健康を犠牲にしてしまい、「自分は何のために働いているんだ?」と虚しくなるケースも多いのです。
だからこそ、キャリア(人的資本)と家族・人間関係(社会資本)とお金(金融資本)をバランスよく育てる視点が大切です。家族との時間は単なる癒しではなく、あなたの心身を支える「社会資本」への投資です。同時に、仕事での自己成長や収入アップは将来の安心感につながる「人的・金融資本」の強化です。どれか一つではなく三位一体で充実させていくことが、長期的な幸福(ウェルビーイング)への近道と言えるでしょう。
変化に強い人材になる視点 – 将来なくならない仕事とは?

AIの台頭や技術革新が進む昨今、「自分の仕事、この先なくならないかな…」という不安を感じる人も多いでしょう。でも未来を悲観する必要はありません。“将来なくならない仕事”を手に入れるというより、自分自身を将来なくならない存在にアップデートしていけばいいのです。そのための視点を、ここでも投資理論になぞらえて考えてみましょう。
『人的資本への長期投資』:生涯学び続ける姿勢
変化に強い人材のキーワードは「ラーナビリティ(学習適応力)」です。時代の変化に合わせて柔軟に学び続ける力こそ、未来でも生き残る人材の条件になります。ある調査では「平均的な労働者はキャリアの中で10~14回も再教育・スキルアップが必要になる」と予測されています。もはや“一生モノのスキル”で定年まで安泰という時代ではないのです。技術革新のスピードが速いため、「今のスキルが5年後には陳腐化するかも」という前提で常に新しい知識をインプットし続けることが求められます。投資でいえば、常に有望な銘柄に乗り換えたりポートフォリオをリバランスしたりするイメージです。
では具体的に何を学ぶべきか?一言で言えば「人間にしかできないこと」です。AIやロボットが得意なのは大量データの処理や定型作業ですが、クリエイティブな発想、ゼロから問題を定義して解決する力、他者との共感やコミュニケーションといった領域は人間の独壇場です。実際、「AI時代でも生き残るスキル」としてよく挙げられるのは以下のようなものです。
- 適応力・柔軟性:
未知のツールや環境でもストレス耐性を持って対応できる力。環境の変化を前向きに捉え、自ら学習して乗りこなすマインドセット。 - 創造性・イノベーション:
AIは既存データからパターンを導きますが、全く新しいアイデアを生み出すのは苦手です。人間ならではの発想力は大きな武器。 - 批判的思考・問題解決力:
情報を鵜呑みにせず文脈を読み、複雑な問題を解決に導く思考力。AIの提示する答えを評価・改善できる人材は重宝されます。 - 人間関係力(ソフトスキル):
チームで協働し、信頼関係を築く力。感情やモチベーションに働きかけるリーダーシップやコミュ力は機械には真似できません。 - テクノロジーリテラシー:
とはいえAI時代にテクノロジーに疎いままではいられません。データ活用やITツールの基礎知識を身につけ、「AIを使いこなす人」になる視点も重要です。
要するに、「機械にはできないこと」と「機械を活用するスキル」双方に目を向け、自分の強みポートフォリオをアップデートし続けるのが未来への生存戦略です。幸い、人間の脳は学習によって何歳からでも成長します。自己投資としての勉強や新しいことへの挑戦を習慣化すれば、それ自体があなたの人的資本を増やし、将来の不確実性への保険になってくれるでしょう。
『オプショナリティ』:選択肢という資産を増やす
投資の世界で「オプション(選択権)」はそれ自体に価値があります。同じように、キャリアでも将来の選択肢を増やしておくことは大きな財産です。選択肢が多い人=どんな状況でも柔軟に道を選べる人、と言い換えてもいいでしょう。
ではどうすれば選択肢を増やせるか?これまで述べたように新しいスキルを習得することが一つ。また社外の人脈を築いておくことも効きます。社内だけに閉じた人間関係だと、その会社が傾いたとき一緒に行き場を失いかねません。副業や勉強会、オンラインコミュニティなど社外の繋がりを持っておくと、思わぬところから仕事の声がかかったり転職の道が開けたりします。まさにネットワークという社会資本への投資ですね。
さらに、自分のキャリアの「軸」を複数持つ意識も大事です。「○○業界の専門職」という一本軸だけでなく、「××のスキルもあるビジネスパーソン」「趣味で培った△△にも詳しい社会人」といった具合に多面的なプロフィールを育てておきます。複数の専門性や経験領域がある人は、片方の業界が不況でももう片方で稼げる可能性がありますし、それらを組み合わせて全く新しい価値を生み出すこともできます。まさに“キャリアの多角化投資”ですね。
繰り返しになりますが大切なのは、自分という資産を時代に合わせて組み替え続ける視点です。現状に安住していると環境変化の波をまともに被ってしまいますが、常に先を見て動いていればむしろ変化を味方につけられます。あなた自身が「変化に強いポートフォリオ人材」となることこそ、将来なくならない仕事を手に入れる最良の方法なのです。


結論:あなたの人生というプロジェクトをデザインしよう
いかがでしたでしょうか。人生の選択とバランスについて、投資・会計・ポートフォリオ理論の観点から考えてみると、新たな発見があったのではないでしょうか。
最後にお伝えしたいのは、あなたの人生のCEOは他でもないあなた自身だということです。誰もが有限の時間資源を持ち、その使い方次第で人生の結果は大きく変わります。だからこそ、周りに流されるままに生きるのではなく「自分にとっての成功とは何か」を描きながら、人・繋がり・お金という資本をバランスよく強化していく長期的視点を持ってください。それが、人生というプロジェクトを最適に前進させる秘訣です。
とはいえ、完璧なバランスなど最初から取れなくて当たり前です。ときには仕事にフルコミットする時期があってもいいし、家族優先でキャリアをセーブする選択もあるでしょう。大切なのは長い目で見たときにトータルで充実したポートフォリオになっているかです。もし今どこかに偏りすぎていると感じても、今日が「リバランス」のチャンスだと思ってください。方向修正はいくらでも可能です。
人生を投資になぞらえて考える視点は、決して損得勘定だけのドライな生き方を薦めるものではありません。むしろ自分の大切にしたいものにしっかりリソースを投じ、悔いの少ない選択を積み重ねるための指南書なのです。あなたも今日から、自分の人生のファンドマネージャーになったつもりで「時間の使い方」「キャリアの構築」「家族との関係」に向き合ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。あなたの人生というポートフォリオが、安定感とワクワクに満ちた素晴らしいものとなりますように。そして迷いのあるときはいつでもこのブログに立ち返り、自分らしい選択とバランスを思い出してください。あなたが描く未来を、心から応援しています!
深掘り:本紹介
もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。
『ポートフォリオ型キャリアの作り方 「複業力」で変わる働き方、そしてお金と自由』
本書では、複数の仕事を持つ「ポートフォリオ型キャリア」の構築方法について解説しています。副業や複業を通じて、収入の安定と自己実現を図るための具体的なステップや考え方が紹介されています。
『戦略的暇 -人生を変える「新しい休み方」-』
「戦略的暇」とは、意図的に時間を空けることで創造性や生産性を高める手法です。本書では、忙しさに追われる現代人が、どのようにして効果的な休息を取り入れ、人生を豊かにするかについて述べられています。
『結果を出して定時に帰る時間術』
ワークライフバランスの第一人者である著者が、効率的に仕事をこなし、定時に帰るための時間管理術を紹介しています。仕事の質を高めながら、プライベートの時間も充実させる方法が具体的に示されています。
『世界のエリート投資家は何を考えているのか』
著名な投資家たちの思考法や投資戦略を紹介し、個人が資産を築くためのヒントを提供しています。リスクとリターンのバランスを考慮した投資の考え方が学べます。
『ポートフォリオをつくろう! -新しい自己PRのための「編集デザイン」-』
自己PRの手段としてのポートフォリオ作成に焦点を当てた一冊です。自分のスキルや経験を効果的に伝えるための編集デザインの考え方や実践方法が紹介されています。
それでは、またっ!!

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