みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
10年後の自分に「ありがとう」と言われる一歩を、今日ここから踏み出しませんか?
「このまま、普通に働いて、普通に暮らしていて…本当に大丈夫なんだろうか?」
インフレ、老後2000万円問題、実質賃金マイナス、年金への不安――ニュースを開くたびに、不安をあおる言葉が並びます。実際、2人以上世帯の平均貯蓄額は約1,980万円と聞くと、「そんなに持ってない…」と感じる人のほうが多いはずですし、平均を下回る世帯が全体の3分の2を占めるというデータもあります。
一方で、物価はこの数年でじわじわと上がり続け、生活コストは確実に重くなっています。
多くの人は、「とりあえず正社員で、毎月ちゃんと給料をもらって、少しずつ貯金して…」という、“みんなと同じ安心ルート”を歩いています。それ自体は決して悪いことではありません。でも、真面目に働き続けているのに、なぜか将来の安心感は増えていかない。ボーナスが出ても、一瞬ホッとするだけで、根本的な不安は消えない。その違和感こそが、いまの日本で生きる私たちの「リアル」なのだと思います。
このブログでは、そのモヤモヤをほどくために、2つの考え方を掛け合わせます。
1つは、お金を「口座残高」ではなく、人的資本・金融資本・時間と選択の自由という3つの束で捉え直す「富のマインド」。
もう1つは、とある節約系の発信者が語る「貯金の本質」──孤独を恐れず、人間関係と時間を絞り、ハードワークと倹約を組み合わせて、長期で資産を積み上げるというスタンスです。
どちらも、表面的にはちょっとストイックで、「そこまでやるの?」と感じる部分もあります。ただ、それをそのまま真似する必要はありません。大事なのは、エッセンスだけを取り出して、自分の人生設計に合う形に“薄めて使う”ことです。
この記事では、まず「富のマインド」とは何かを整理し、次に「貯金の本質」の主張をざっくりと「戦略パーツ」に分解します。そのうえで、20〜40代の会社員・子育て世代が、10〜20年スパンで“静かに勝つ”ための人生戦略を、かなり具体的なロードマップとして言語化していきます。
読み終わる頃には、お金の不安がゼロになるわけではありません。でも、
- 「会社の給料」だけに人生を預けない感覚
- 一発逆転ではなく、「じわじわ勝ち」に自分のゲームルールを置き直す感覚
- 「今日はとりあえず、これだけはやってみよう」という、小さな一手
この3つが、かなりクリアに見えてくるはずです。
一言でいうと、「普通に生きる」のではなく、「ちょっとだけズレて、勝率の高いルートに乗り換える」ための記事です。
一緒に、抜け道を探していきましょう。
目次
『富のマインド』とは何か──「残高」から「生きるチカラ」へ

「もっとお金があれば安心できるのに」と思いながらも、通帳やアプリに表示される数字はなかなか増えない。
そんなとき、つい「自分は稼げていない」「もっと給料が高い会社に行かなきゃ」と考えがちです。
でも、ここで一度、発想をひっくり返してみたいんです。
富=口座残高という考え方をやめて、
富=どこでも食っていける力+勝手にお金が増える仕組み+時間と選択の自由
この3つの束で見直してみる。
これが、このブログでいう「富のマインド」です。
「富」を3つの束で定義し直す
まず、シンプルに定義からいきます。
富とは、「人的資本」「金融資本・ビジネス」「時間と選択の自由」の3つを、自分の手で少しずつ太くしていくプロジェクトである。
順番に噛み砕きます。
① どこでも食っていける「人的資本」
人的資本とは、あなた自身の“稼ぐ筋肉”のことです。
- スキル(専門知識・技術)
- 経験(やらかしも含めた失敗のストック)
- 信頼(あの人に頼みたい、と思ってもらえる力)
- 習慣(勉強、健康管理、時間の使い方)
これらの総合点が高いほど、「この会社がダメでも、他で食っていける」状態に近づきます。
極端に言えば、貯金がゼロでも、どこへ行っても仕事に困らない人は、相当“富んでいる”わけです。
逆に、貯金はそこそこあっても、
- 1社でしか通用しないスキル
- 言われたことしかやってこなかったキャリア
- 心身ボロボロで、転職・副業に踏み出すエネルギーもない
この状態だと、見た目の残高に反して、内側の富はとても脆い。
「会社の給料=人生のすべて」になっている危うさは、ここにあります。
給料そのものではなく、「給料をもらうための自分の中身」がどれくらい汎用性を持っているか。
ここを意識し始めた瞬間から、「富のマインド」のスイッチが入ります。
② 勝手にお金を生む「金融資本・ビジネス」
次に大事なのが、自分が働いていない時間にも、お金が生まれ続ける仕組みです。
- 積立投資などの、金融資産から生まれるリターン
- 小さくてもいいので、自分のビジネス(副業・コンテンツ・仕組み)
ここでポイントなのは、いきなり大きなビジネスを作る必要はないということです。
月数千円〜1万円レベルの「ちっちゃい自動販売機」を、コツコツ増やしていくイメージに近いです。
給料は、時間を切り売りした対価として「1回きり」で振り込まれます。
一方で、金融資本やビジネスは、“仕組み”にしておけば、何度も何度もリターンを返してくる。
ここで大事なのが、
安定を“もらう側”から、“自分で作る側”に移動する感覚
です。
「会社が安定しているから大丈夫」ではなく、
「自分の人的資本+金融資本+ビジネスの束があるから、どこでも生きていける」へ。
このポジションチェンジが、長期的な「安心感の質」を変えていきます。
③ 自分で選べる「時間と選択の自由」
3つめは、見落とされがちですが、かなり重要な要素です。
- 仕事を選べる自由
- 一緒に働く人を選べる自由
- 住む場所・暮らし方を選べる自由
- 働くか休むかを、自分で決められる自由
これらはすべて、「時間の使い方」をどこまで自分で決められるか、という話でもあります。
年収が高くても、毎日終電、休日もメールに追われて、
家族との時間も自分の健康も削っていたら、それは本当に「豊か」でしょうか?
逆に、そこまで年収が高くなくても、
- 毎日子どもと夕ご飯を食べられる
- 週に数時間は自分の勉強時間を確保できる
- 心身ともに余裕があって、人に優しくできる
こういう生き方のほうが、「富んでいる」と感じる人も多いはずです。
ここまでをまとめると、
富とは、口座残高ではなく、“選べる権利”の量である。
この一文に尽きます。
「年収の高さ」より大事なもの──何度倒れても立ち上がれるか
ここで、もう一段踏み込みます。
多くの人が「年収○○万円」という“数字の高さ”を追いかけますが、「富のマインド」で見るべきなのはそこではありません。
見るべきなのは、
もし今の仕事を失っても、何度でもやり直せるか?
という「復活力」です。
- 転職市場で評価されるスキルがあるか
- 別の業界にスライドできる経験があるか
- 副業や小さなビジネスのタネを持っているか
- 生活コストを下げるコントロールができるか
- 心身をすぐに立て直せる健康・メンタルの土台があるか
これらが揃っている人は、一度つまずいても、また別ルートで立ち上がれます。
一方、「この会社の、このポジションでしか通用しない」働き方をしていると、
- 年収はそこそこ高くても
- ローンや固定費がパンパンで
- スキルも人脈も社内限定
といった状態になりがちです。
これは、「年収はそこそこ高いけど、実はめちゃくちゃ脆い富」と言えます。
富のマインドで見ると、
年収の高さ=「一瞬のスコア」
何度でもやり直せる力=「ゲーム全体の勝率」
という感じです。
私たちが本当に上げたいのは、後者の「勝率」のほうなんですよね。
「富のマインド」を持つと、毎日の行動が静かに変わる
「富を3つの束で考える」といっても、急に人生が劇的に変わるわけではありません。
ただ、見え方が変わると、毎日の小さな選択が静かに変わり始めます。
例えば、こんな感じです。
- 残業をダラダラ続けるより、1時間早く帰って勉強する
→ 年収アップより、「人的資本アップ」に時間を振る感覚 - ボーナスで高級家電をドカンと買うより、投資や副業の種銭に回す
→ 「金融資本」「ビジネス」の自動販売機を増やす選択 - なんとなく付き合い続けている飲み会を減らし、家族や大事な友人との時間に振り直す
→ 「時間と選択の自由」を増やすポートフォリオ調整
どれも、「今すぐ楽しい」を少しだけ我慢して、
「10年後の自分、20年後の自分を楽にするほう」を選ぶイメージです。
富のマインドをひと言で表すと、
「今日の1時間」「今日の1万円」を、将来の“選べる権利”に変換するクセ
と言ってもいいかもしれません。
こうして、「給料をもらうこと」がゴールの人生から、
「富の3つの束を太くするゲーム」を、淡々と続ける人生へと、静かにシフトしていきます。
『貯金の本質』を“戦略パーツ”に分解する

「貯金=節約して、余ったお金を口座に残すこと」と考えると、ほぼ確実に途中で折れます。
ある超ストイックな倹約家の発信をざっくり要約すると、貯金の本質はもっとラジカルです。
- 人間関係を絞って、時間とお金を取り戻す
- 若いうちはハードワークで“量”をこなすことが、最大の節約になる
- みんなと同じ生き方=統計上の「平均的な貯蓄額」コース
- 一社にしがみつく安定志向は、長期的にはむしろ不安定
- 一発逆転はほぼ幻想で、裏側には地味な積み上げの山がある
かなり尖ったメッセージですが、中身をよく見ると、「富のマインド」と相性がいい“戦略パーツ”が隠れています。ここでは、それを日常で使えるレベルまで分解・抽象化していきます。
貯金の本質=「みんなと同じ」から静かに降りること
まず大枠からいきましょう。
貯金の本質は、「みんなと同じ消費・働き方」から、静かに一歩ズレること。
金融資産の統計を見ると、日本の2人以上世帯の金融資産の平均値は1,300万円前後なのに、中央値は300万円台というデータがあります。
つまり、一部のすごく貯めている人が平均値をグッと引き上げていて、「真ん中のリアル」はそこまで貯まっていない。
ということは、
- みんなと同じ働き方
- みんなと同じお金の使い方
- みんなと同じ時間の使い方
をしていると、統計的には「中央値」に近づいていく可能性が高い、ということでもあります。
もちろん、中央値が悪いと言いたいわけではありません。
ただ、「普通にやっていれば、なんとなく老後も安心」という時代ではないのは、数字が物語っています。
だからこそ、「貯金が得意な人たち」は、あえてこの“平均ルート”から少しだけズレます。
- 人間関係:広く浅くより、狭く深く
- 仕事:ダラダラ残業より、狙ってハードワーク
- お金:その場の見栄より、将来の自由度を優先
こうしたズレの積み重ねが、「気づいたら他の人と全然違う残高・自由度になっていた」という結果につながっていきます。
戦略パーツ①〜③:孤独・ハードワーク・反「平均ルート」
ここからは、具体的な5つの要素を「戦略パーツ」として整理します。
パーツ① 孤独になれ=人間関係を絞って、時間とお金を回収する
ここでいう「孤独になれ」は、誰とも関わるなという意味ではありません。
- ダラダラ続いているだけの飲み会
- 義理だけで続いている付き合い
- 疲れるだけのマウンティング関係
これらを意識的に減らし、
- 自分の成長を応援してくれる人
- 一緒にいて安心できる家族・友人
だけを残す、というイメージです。
すると、
- 月数万円の交際費
- 毎週数時間の飲み会・無駄な移動時間
がごっそり浮きます。その時間とお金を、
- 勉強
- 副業
- 休息・健康管理
に振り替えることで、人的資本と金融資本を同時に太らせることができます。
「誰と過ごすか」は、「何にお金と時間を投資するか」とほぼイコール。
そう考えると、「ちょっと孤独な時間」が、未来の安心を買う大事なコストに見えてきませんか。
パーツ② ハードワークこそ最大の節約である
貯金上手な人たちは、若いうちに「ハードワーク期」を意識的に作っています。
- 本業で成果を出す
- 副業やアルバイトで収入の柱を増やす
- そのうえで生活費を極限まで下げる
これを組み合わせると、「収入アップ」×「支出ダウン」の二重効果が出ます。
ここで大事なのは、「一生ハードワークしましょう」ではないこと。
20〜30代前半など、体力も吸収力もある時期にギュッと集中投下しておくことで、
- 借金や奨学金を一気に片付ける
- まとまった種銭を作って投資を始める
- 仕事のスキルと信用を一気に積み上げる
といった“初速”をつけるイメージです。
ハードワークは、若さというチートが使える時期限定の「最強の節約テク」。
もちろん、健康を壊すほど働くのは本末転倒ですが、
「ちょっと大変だけど、将来の自分を助けるためのハードワーク期」を設計する発想は、取り入れる価値があります。
パーツ③ みんなと同じ=統計上の「貧乏ルート」
さきほど触れたとおり、平均的な働き方・暮らし方をしていると、統計上は「金融資産の中央値ゾーン」に近づきます。
ここで、貯金ガチ勢たちが口を酸っぱくして言うのが、
「みんなと同じことをしている限り、みんなと同じ結果にしかならない」
という、シンプルすぎる事実です。
- 毎月なんとなく使い切る
- ボーナスでちょっと贅沢してリセット
- 昇給したらその分生活レベルを上げる
この「普通のループ」から、一歩だけズレる。
- 給料日=先取り貯金&投資の日にする
- ボーナス=将来の自由時間を買うための“種銭”にする
- 昇給しても、生活レベルはワンテンポ遅らせて上げる
こうやって、「周りの少数派」側に静かに移動していくことが、長期的には莫大な差になります。
戦略パーツ④〜⑤:「安定の罠」と「一発逆転の幻想」を外す
パーツ④ 「安定は貧乏」=一社依存+何もしないが危険
ここでいう「安定は貧乏」というフレーズは、
公務員や大企業を否定しているわけではありません。
危ないのは、
- 一社にキャリアも収入も100%依存している
- その会社にいる間、何も学び直さない・挑戦しない
この組み合わせです。
たとえ大企業でも、リストラや早期退職のニュースは珍しくなくなりましたし、終身雇用もほぼ崩れています。
「会社が安定しているから、自分も安定」という感覚は、
もはや幻想に近い。
むしろ、同じ会社に長くいるからこそ、
- 転職市場でも通用するスキルを意識して磨く
- 副業や小さなビジネスで収入源を分散する
- 社外のつながりを少しずつ増やしておく
といった“自分側の安定装置”を作っておく必要があります。
真の安定は、「どこにいても、何をしていても食える自分」を育てること。
この視点を持つと、今の仕事との付き合い方も変わってきます。
パーツ⑤ 一発逆転はほぼ存在しない(ように見えて、全部積み上げ)
最後のパーツが、「一発逆転はほぼ存在しない」という冷静な視点です。
SNSには、
- 仮想通貨で大成功
- いきなりバズってインフルエンサーに
- たった○年でFIRE達成
といった、「逆転ストーリー」があふれていますが、その多くは“見えている部分”だけです。
実際には、
- 何年も地味に勉強していた
- ずっと情報発信を続けていた
- 生活レベルを極限まで下げて投資し続けていた
といった、血のにじむような積み上げが裏側にあります。
貯金や資産形成も同じで、「これさえやればOK」という魔法はありません。
- 毎月の固定費を削る
- 毎月同じタイミングで投資する
- 無駄な見栄を一つずつ手放す
この「退屈なルーティン」を、10年単位で続けた人だけが、
結果として「一発逆転したように見える場所」に到達します。
尖った主張を、現代の私たち仕様に“薄めて使う”
ここまで見てきた5つのパーツは、どれも強く刺さる分、極端でもあります。
特に子育て世代や、介護・持病などの事情がある人にとっては、「こんなの無理」と感じる部分もあるはずです。
だからこそ、このブログで大事にしたいスタンスは、
主張を丸呑みするのではなく、エッセンスだけを自分仕様に薄めて使うこと。
例えば:
- 「孤独になれ」
→ 週1の付き合い飲み会を、月1に減らしてみる - 「ハードワークこそ節約」
→ 1日30分だけ、スマホ時間を副業・勉強時間に振り替える - 「みんなと同じ=貧乏ルート」
→ ボーナスの半分だけでも、必ず投資・貯金に回すルールを決める
こういう“1ミリのズレ”でも、10〜20年スパンではとんでもない差になります。
次のセクションでは、この「富のマインド」と「貯金の本質の戦略パーツ」を掛け合わせて、
20〜40代が真似しやすい“10〜20年の人生ロードマップ”として具体的に落としていきます。
『富マインド×貯金の本質』で組む“10〜20年の人生設計図”

ここからが本番です。
これまで見てきた
- 「富を3つの束で考えるマインド」
- 「みんなと同じルートから静かにズレる貯金の本質」
を、20〜40代の現実生活に落とし込む「設計図」にしていきます。
ポイントは3つあります。
- 人生のKPIを決める(お金・時間・働き方)
- 人間関係と時間の「ポートフォリオ」を組み替える
- 10〜20年スパンのロードマップを描き、「毎年決算」でじわじわ修正する
順番にいきましょう。
まずは「人生のKPI」を3つだけ決める
会社ではKPI(重要指標)を決めて、数字を追いかけますよね。
人生も同じで、「何を増やしたいのか」を決めないと、頑張っても成果がバラけてしまいます。
ここでは、人生のKPIを3つだけに絞ります。
KPI① お金:フロー(収入)とストック(資産)の両方を見る
お金のKPIは、ざっくりこの2つです。
- フロー:手取り年収、年間の貯蓄額・投資額
- ストック:純資産(金融資産−負債)
ここで大事なのは、「年収いくら?」だけでなく、
「年間いくら“残せているか”」「純資産はいくらか」
までセットで見ることです。
ざっくりの例:
- 今年のKPI:
- 手取り年収:○○万円
- 年間貯蓄・投資額:○○万円
- 年末の純資産:○○万円
正確じゃなくてOKなので、目印となる数字を置いておきましょう。
KPI② 時間:自由時間と自己投資時間
次に、「時間のKPI」です。ここを決めないと、いくらお金が増えても、ずっと忙しいだけの人生になりがちです。
おすすめは2つ。
- 週あたりの「自由時間」
- 週あたりの「自己投資時間(勉強・副業・健康)」
例:
- 今:
- 自由時間:週5時間
- 自己投資時間:週1時間(ほぼゼロ…)
- 1年後の目標:
- 自由時間:週8時間
- 自己投資時間:週5時間
「自己投資時間を増やす=人的資本を太くする」ことなので、お金のKPIとセットで見ると、一気に戦略っぽくなります。
KPI③ 働き方:どれだけ“選択権”が増えているか
3つめは働き方。ここは、どれだけ「選べる状態」に近づいているかをKPIにします。
例えば:
- 収入源の本数(本業+副業+配当…)
- 社外で通用するスキルの数
- 「いつでも転職・独立できる」と思えるくらいの自信度(主観で点数化してOK)
ざっくりでいいので、
「今の会社がNGになっても、何パターンくらい生き方の選択肢があるか?」
を毎年自分に問いかけてみてください。
このKPIが上がっていくほど、「自分で安定を作れる人」に近づきます。
人間関係と時間の“ポートフォリオ”を組み替える
次に、「誰にどれだけ時間とお金を使うか」というポートフォリオの組み替えです。
残す関係・削る関係の決め方
シンプルな基準はこの3つです。
- 一緒にいると、前向きなエネルギーになるか
- お金と時間を使ってでも会いたいと思えるか
- 自分も相手も、相手の時間を尊重できているか
これをもとに、大雑把に分けます。
- 残す関係:家族、本音で話せる友人、刺激をくれる仲間
- 距離を置く関係:惰性の飲み仲間、マウンティング仲間、愚痴だけの関係
- 新しく作る関係:学びのコミュニティ、副業仲間、同じ方向を向いている人
ここでのポイントは、
「全員と縁を切る」でも、「全員と付き合い続ける」でもなく、比率を変えること。
飲み会を月4→月1にするだけで、
浮いたお金と時間が、そのまま自己投資・家族時間・休息に回せます。
時間のポートフォリオ:1週間の“予算”を作る
お金に「予算」を組むように、時間にもざっくり予算をつけます。
例:平日+休日の合計で
- 仕事:40〜50時間
- 家族・パートナー:10〜20時間
- 自己投資(勉強・副業):5〜10時間
- 休息・趣味:5〜10時間
- なんとなくスマホ・TV:△時間(ここを削る候補)
最初はざっくりでOKです。
大事なのは、
「自己投資」と「休息」を、“余ったらやる”ではなく、“最初から枠を確保する”
この発想に切り替えること。
これができると、ハードワーク期でも燃え尽きにくくなります。
10〜20年ロードマップ:ハードワーク期とレバレッジ期
ここからは、年代別のイメージを描いていきます。
もちろん個人差はありますが、ざっくりした「モデルケース」として捉えてください。
① 20〜30代前半:量で殴る“ハードワーク期”
この時期は、人的資本を爆増させるフェーズです。
やることの例:
- 本業で「頼られる人」になる
- できれば1〜2回は、部署異動や転職を経験してキャリアの幅を作る
- 副業・小さなビジネスに挑戦して、「自分で稼ぐ感覚」を身につける
- 生活レベルを“ワンテンポ遅らせる”
- 昇給しても、1〜2年は生活コストを据え置き
- ボーナスは原則、貯金・投資・スキルアップに回す
この期間は、「量で殴る」イメージです。
- 仕事の量
- 学びの量
- 経験の量(失敗も含む)
を意図的に増やし、その分だけ浪費や遊びを控えめにする。
もちろん、ゼロにする必要はありません。「人生のチート期だから、ちょっとだけキツめに負荷をかける」くらいの感覚です。
② 30代後半〜40代:レバレッジ期(仕組み&選択のフェーズ)
ハードワーク期で蓄えたものを、仕組み化・レバレッジ化していくフェーズです。
具体的には:
- 得意分野を1〜2個に絞り、「このテーマなら任せて」と言えるポジションを作る
- 副業やビジネスの中で、「自分が動かなくても回る部分」を少しずつ増やす
- 投資額を毎年少しずつ増やし、配当・分配金など“自動収入”を育てる
- 家事・育児・仕事のバランスを、家族と一緒に再設計する
ここで効いてくるのが、生活レベルを上げるスピードを意図的に遅らせてきた蓄積です。
- 同年代よりも貯蓄・投資額が大きい
- 仕事の選択肢も増えている
- 「いざとなったら別の道もある」と思えるメンタル余裕
この状態を作れていると、40代以降の選択肢が一気に広がります。
20〜30代前半で「筋トレ」、30代後半以降で「その筋肉をどう使うか」を考える。
そんなイメージです。
「毎年決算」をして、一発逆転ではなく“じわじわ勝つ”
最後に、この戦略を現実のものにするための習慣が、「毎年、自分の決算をする」ことです。
自分版BS/PLを簡単に作る
難しい会計は不要で、ざっくりでOKです。
- PL(損益計算書):
- 1年間の収入(本業・副業・配当など)
- 1年間の支出(生活費・投資・浪費)
- 年間貯蓄・投資額(=黒字いくら?)
- BS(貸借対照表):
- 年末時点の資産(現金・預金・投資・保険など)
- 年末時点の負債(ローン・奨学金など)
- 差し引きの純資産
これを、毎年1回だけでもいいので可視化する。
すると、
- 「今年はハードワークしたけど、意外と残ってないな」
- 「生活レベルを少し上げすぎたかも」
- 「この副業は時間単価が低いから、やり方を変えよう」
といった反省点が浮かび上がります。
一発逆転を捨てる代わりに、「毎年ちょっとだけ良くする」
この決算をベースに、方針を微調整します。
- 来年は、固定費をあと月○円下げる
- 副業の時間を、週○時間だけ増やす
- 投資額を、年間○万円だけ増やす
- 会わない人をさらに○人減らして、その分家族時間を増やす
「去年より、ほんの少し良くする」ことだけを続ける。
一発逆転のストーリーは手放して、その代わりに勝率の高い「微調整ゲーム」を続けるイメージです。
このセクションをまとめると、
富のマインド×貯金の本質 =
「人生のKPIを決めて、人間関係と時間のポートフォリオを組み替え、
ハードワーク期→レバレッジ期→毎年決算のサイクルで、
10〜20年かけて静かに勝ちにいく戦略」
という式になります。
華やかさはないけれど、
「普通ルートの不安」を避けつつ、「自分で安定を生産できる人」になるための現実的な設計図です。
結論:派手さはないけれど、“勝率の高い生き方”を選ぶ
ここまで読んでくださって、なんとなく感じていると思います。
- 「普通に働いて、普通に暮らす」だけでは、将来の不安は消えてくれない
- だからといって、宝くじ的な一発逆転も、現実的ではない
じゃあ、私たちはどう生きればいいのか。
このブログでずっとお伝えしてきたのは、
「普通の安心」を待つのではなく、
自分で安定を生産できる人になろう。
というメッセージです。
富を「人的資本」「金融資本・ビジネス」「時間と選択の自由」の3つで考え直すと、人生のゲームルールが変わります。
- 会社の給料だけに、人生のすべてを預けない
- 若いうちのハードワークは、「将来の自分への投資」だと分かる
- 生活レベルをワンテンポ遅らせることで、自由度がじわじわ増えていく
- 一発逆転に見える人も、裏では地味な積み上げを続けていると理解できる
すると、「なんで自分だけうまくいかないんだろう」という自己否定から、
「まだ積み上げ途中なだけだよな」「じゃあ今日から何を足そうか」という前向きな問いに、少しずつ変わっていきます。
派手さはありません。
SNS映えするようなドラマも、たぶん起きません。
でも、10〜20年というスパンで見れば、
富のマインドを持ち、みんなと同じルートから少しだけズレて、
毎年の「自分決算」をやりながら微調整していく生き方は、かなり勝率の高い戦略です。
- 倒れても、何度でも立ち上がれる人的資本がある
- 会社に頼り切らない、複数の収入と資産の柱がある
- 自分で時間と選択をコントロールできる度合いが、少しずつ増えている
この3つが揃ってくると、将来の不安がゼロにはならなくても、
「まあ、なんとかなるだろう」と思える土台ができてきます。
そして何より大事なのは、今日からの一歩です。
最後に、すぐにできるアクションを3つだけ、提案させてください。
- SNSと人間関係を、少しだけ断捨離する
- フォローを見直して、「不安」「嫉妬」だけを煽るアカウントをミュート・解除
- 惰性のグループLINEや、疲れるだけの関係は通知オフにする
- 固定費を1つだけ削る
- 使っていないサブスクを1つ解約する
- 保険・通信費・サブスクのどれか1つを見直して、月1000〜3000円でも下げてみる
→ 浮いたお金は、そのまま積立投資や「将来の自分の口座」へ回す
- 30分のブロックを、自分のために確保する
- 寝る前のスマホ時間30分を、「勉強」「副業」「読書」に振り替える
- もしくは今日中に、ノートやスマホメモに「自分の人生KPI(お金・時間・働き方)」を書き出してみる
どれか1つで大丈夫です。
いきなり3つ全部やろうとすると、だいたい続きません。
今日の1時間と1,000円の使い道を、
「今がラクな選択」から「10年後の自分が感謝する選択」に、ほんの少しだけずらしてみる。
その小さなズレこそが、
「自分で安定を作れる人」への第一歩です。
このブログが、あなたの「最強の人生戦略」を組み立てるうえでの、ひとつの設計図になれていたら、とても嬉しいです。
ここから先は、あなたのペースで、一緒にじわじわ勝ちにいきましょう。
深掘り:本紹介
もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。
JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 ニック・マジューリ
「とにかく、買い続けろ(JUST KEEP BUYING)」というシンプルな戦略を、100年以上のデータから検証してくれる一冊です。投資のタイミングを読もうとするより、「ルールを決めて、機械的に積み上げるほうが結局勝つ」という、まさに“長期戦でじわじわ勝つ”ための教科書。
貯金や投資に対して「今やっていること、本当に合ってるのかな…」と不安な人も、統計と実証データベースの安心感でスッと腹落ちしやすい内容です。
- ブログとの相性:
「一発逆転ではなく10〜20年の積み上げで勝つ」というこの記事の主張を、数字の裏付け付きで補強してくれます。 - こんな人におすすめ:
・つみたて投資を始めたいけど、まだ踏み切れていない人
・相場の上下にビビってしまい、方針がブレがちな人
ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために ドリー・クラーク
タイトルの通り、「人生はロングゲーム(長期戦)」という前提で、キャリアや人生の戦略をどう組むかを教えてくれる本です。成果が出るまで時間がかかる挑戦(副業、スキルアップ、転職準備など)に対して、「今すぐ結果が出なくてもいいじゃないか」と背中を押してくれます。
- ブログとの相性:
この記事で語っている「10〜20年スパンの人生設計」を、仕事とキャリア面から深掘りしてくれる相棒のような一冊。
「今は報われていないけれど、この積み上げは必ず効いてくる」という感覚を、本のストーリーを通して具体的にイメージできます。 - こんな人におすすめ:
・やりたいことはあるのに、今の仕事で手一杯だと感じている人
・副業や転職準備に手をつけたものの、「この努力、本当に意味ある?」と揺れている人
これが投資のスタンダード 20代・30代必読!! インフレ時代を生き抜く長期投資メンタル 澤上篤人
タイトルに「20代・30代必読!!」とある通り、これから資産形成を始める世代向けの、長期投資の心構えに特化した一冊です。テクニックというより、インフレ時代にどうメンタルを保ち、どんなスタンスで投資を続ければいいのかにフォーカスしています。
なぜ短期で売り買いすると失敗しやすいのか
なぜ長期で持ち続けるほど有利になるのか
といったポイントを、日本の読者目線でわかりやすく説明してくれるので、「富のマインド」の金融資本パートを補強する本としてぴったりです。
- ブログとの相性:
「生活レベルをワンテンポ遅らせて、差額を投資に回す」という本文の戦略を、“長期投資メンタル”という切り口で裏打ちしてくれます。 - こんな人におすすめ:
・NISAを始めた/始めたいけれど、暴落が怖くて落ち着かない人
・20〜30代のうちに“投資の土台”を固めておきたい人
「40歳の壁」を越える人生戦略 一生「お金・つながり・健康」を維持できるキャリアデザイン 尾石晴
40代を「人生のターニングポイント」と捉え、お金・人間関係・健康の3つをどう設計し直すかを具体的に提案してくれる本です。
単に「節約しましょう」ではなく、
- どんな働き方なら、40代以降も自分をすり減らさずに稼ぎ続けられるか
- どんなつながりを残し、どんなつながりを手放すか
- 健康への投資をいつ、どのくらい始めるか
といった、この記事の「人的資本」「時間と選択の自由」に直結するテーマがギュッと詰まっています。
- ブログとの相性:
本文に出てくる「ハードワーク期→レバレッジ期」という考え方を、特に30代後半〜40代のフェーズにフォーカスして深堀りしてくれる一冊。 - こんな人におすすめ:
・30代後半〜40代で、「このままの働き方で大丈夫?」とモヤモヤしている人
・お金だけでなく、健康と人間関係も含めて“トータルで富を設計したい”人
お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解 タザキ
著者が200冊のお金・投資本を読み込み、そのエッセンスを整理してくれた“メタ投資本”です。
有名な名著たちの主張を「貯金」「投資」「保険」「老後」「働き方」などのテーマ別にまとめたうえで、「じゃあ結局どう行動したらいいのか?」という実務的な結論まで踏み込んでくれます。
- ブログとの相性:
この記事全体で伝えている「富のマインド」に近い発想──“お金の教養を広く浅くではなく、要点だけ深く押さえる”という動きを、この一冊で一気に進められます。
読者にとっては、「次にどの本を読めばいいか」がこの本の中で見つかるので、“投資本のハブ”としても機能します。 - こんな人におすすめ:
・お金や投資の本が多すぎて、どれから読めばいいかわからない人
・まずは全体像をつかんでから、自分に合うスタイルを選びたい人
それでは、またっ!!
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