みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
あなたはまだ、画面の向こう側にいるつもりですか?
「いつか投資で勝ちたい」
「でも、今はまだタイミングじゃない…」
「負けたくないし、リスクは怖いし…」
そんなふうに、何かと言い訳をつけて、結局いつまでも“見ているだけ”の自分に気づいていませんか?
SNSで流れてくる株クラの成功談、テンバガーのスクショ、真剣な分析ポスト。
それを指をくわえて眺めているだけじゃ、何も変わりません。
どれだけ知識を詰め込んでも、行動しなければ「勝ち」には一歩も近づけないのです。
このブログでは、株クラで見かけた「戦わないと勝てない」という投稿をきっかけに、以下の3つの問いを深掘りします:
- なぜ「場に出ること」がすべての始まりなのか?
- なぜ「負けない投資」は実は「勝てない投資」なのか?
- なぜ「見ているだけの人」は永遠にその景色を手に入れられないのか?
さらに、単なる精神論で終わらせず、会計や投資の数字的な視点も交えて、“実際に行動した人としなかった人”の未来にどんな差が出るのかまで見ていきます。
読むことで得られる最大のベネフィットは、あなたが「投資という戦場」に出ていく勇気です。
スマホ越しに他人の成功を眺めるだけの日々から、自分の足で勝ちをつかみに行く日々へ。
読んだ後、きっとあなたも「指をくわえているのはもうやめよう」と思えるはずです。眺めるだけだった自分から、次の一歩を踏み出したくなるはずです。
目次
場に出なければ、勝利も成長もない─行動」こそが投資家の原点

知識だけで勝てるなら、全員が億り人
「勉強してから始めよう」と思って、投資書籍を読みあさり、セミナー動画を観続けて、YouTubeでプロの解説を毎日インプットしている。
一見すると努力家で立派に見えますが、残念ながらそのままでは一円も稼げません。
会計の世界でも同じです。減価償却を完璧に理解していても、実務で固定資産台帳を触ったことがなければ“戦力外”。
つまり、知識は「武器の準備」ではあっても、「戦いそのもの」ではないのです。
投資で言えば、ポートフォリオ理論を頭に叩き込んでも、実際に買ってみなければ市場の動きに心が揺れる感覚は分かりません。
感情も、損切りの判断も、予想の外れ方も、「経験」という土台の上にしか磨かれないのです。
リスクを取る者だけが未来を買う
「投資はギャンブルだ」と揶揄する人がいますが、それはリスクと向き合う覚悟を持たない人の言い訳にすぎません。
本当の投資家は、リスクを“排除”しようとはしません。リスクを“理解”し、“管理”することで初めて戦場に立つのです。
企業も同じです。たとえば、新製品開発には多額のコストがかかります。会計的には研究開発費として当期の利益を圧迫する。
でも、それが将来の大ヒット商品に化けたとき、莫大なキャッシュフローが返ってきます。
つまり、「一時的に負けを受け入れる」ことが、「将来の勝ち」を生む構造。
個人投資家も同じ。小さな負けにビビって何も動けない人は、永遠に“勝ち筋”にアクセスできない。
投資とは「未来を買う行為」であり、その通行料がリスクなのです。
行動する者だけが手に入れる“数字にならない資産”
たとえば、あなたが1万円で買った株が8,000円に下がったとします。
そこで初めて「自分のリスク許容度」「判断スピード」「損切りの基準」などを体感できます。
こういった情報は本やネットには載っていません。なぜならそれは“自分専用のデータ”だからです。
行動して、実際に失敗してみて、ようやく得られる気づき。
その積み重ねが「自分だけの勝ちパターン」を作っていきます。
経理の仕事でも、数字の羅列を見るだけでは見えてこない“会社のクセ”があるように、
投資でも数字の奥に潜む“市場のクセ”を見抜けるのは、場数を踏んだ者だけが持つ直感なのです。
負けない投資は、勝てない投資──「慎重病」がチャンスを殺す

“勝率100%”という幻想に縛られていないか?
「失敗したくない」「確実に勝てるタイミングでエントリーしたい」
そう願うのは当然のこと。でも、その慎重さが過ぎると、やがて「投資をやっているフリ」になってしまう。
実際、株クラ界隈でも多いのが、“情報だけはめちゃくちゃ集めているのに一度も買ったことがない”タイプ。
なぜか?答えはシンプルで、「負けるのが怖い」からです。
でもよく考えてみてください。どんなプロの投資家でも100%の勝率はありえません。
バフェットだってテンバガーばかり掴んでいるわけじゃないし、ヘッジファンドも常に成功しているわけではない。
“勝率信仰”にハマると、投資判断がどんどん鈍くなっていきます。
一生「完璧なタイミング」を待ち続けて、気づけばバブルは終わっていた、なんてことも珍しくありません。
大事なのは「勝率」ではなく、「リスクに対してどれだけのリターンが得られるか」という期待値の感覚なのです。
「小さく負ける」ことで、「大きく勝てる」
投資は、勝ちと負けを繰り返しながら、トータルでプラスになればいい世界です。
だから、負けることを極端に嫌う人は、実は大きく勝つチャンスを逃しています。
たとえば、ある銘柄に5回挑戦して、3回は1万円の損、2回は5万円の利益。
損益で見れば+5万円ですよね。でも、「損が3回もあるから怖い」と感じて挑戦をやめる人がほとんど。
企業の会計でも、「営業外損失」や「特別損失」があるからといって、その企業が悪とは限らない。
むしろ、そうした損をどう乗り越え、どのような構造に変えていったかが評価されるべきなのです。
投資も同じで、小さな負けを許容し、利益が出るところでしっかり伸ばす勇気が、長期的な勝者を生みます。
だからこそ、“負けないこと”に固執しているうちは、“勝ちに行く”ことはできないのです。
チャンスは“綺麗な形”ではやってこない
人間の心理は、安心感を求めてしまいます。
「みんなが買ってるから」「有名インフルエンサーが推してるから」――そんな“整ったシナリオ”がそろってからじゃないと動けない。
でも、そんなときはもうすでに天井が近いことが多い。
本当にチャンスなときって、不安定で、確信が持てないものなんです。
むしろ、「これ、本当に大丈夫か?」と心配になるくらいのタイミングこそ、最大の収穫期であることも多い。
これは、バランスシートを読むときにも似ています。
一見すると悪く見える赤字決算の裏に、「構造転換の最中で、来期は飛躍的に改善する」というサインが隠れていることがある。
“確信”がある状態でしか動けない人は、たいてい儲け損ねる。
戦場では、迷いながらでも一歩踏み出せる人間だけが、果実をつかむのです。
指をくわえて見ているだけの人は、永遠にその景色を味わえない──「行動しないこと」の代償

目の前にある成功は、誰かの“戦いの果て”にある
SNSを開けば、資産何億、テンバガー、デイトレ月利30%といった投稿が並びます。
まるで“別世界”のように感じてしまうそれらの数字。でも、それは偶然降ってきたものではありません。
その裏には、何度も失敗し、損切りし、自分のルールを磨き上げてきた人たちの“戦いの記録”があるのです。
にもかかわらず、何も行動せずにそれを眺めているだけの人は、気づかぬうちに自分と他人の間に線を引いてしまっている。
「すごいな」「自分には無理だな」――そんなことを言ってるうちは、景色は一生変わりません。
見える景色が違うのではなく、“立っている場所”が違うだけ。
一歩踏み出せば、同じ風景に立てるのに、勇気がないだけで“観客席”に居続けてしまうのです。
行動しない時間も、資産は目減りしている
「何もしなければ損しない」と思っていませんか?
それは大きな誤解です。投資における最大の損失は、機会損失(オポチュニティ・ロス)です。
たとえば、100万円の資金を銀行に預けておけば、確かに減ることはありません。
でも、インフレ率が年2%なら、1年で実質価値は98万円に減るのと同じです。
資産は“増えない”だけでなく、“じわじわと減っていく”のです。
これは企業経営でも同じ。現金を抱えすぎて運用しない会社は、ROE(自己資本利益率)が下がり、投資家に見放されます。
だから、上場企業の経営陣は、余剰資金をどう投資するか、常に頭を悩ませている。
つまり、「何もしないこと」は、それだけで戦略的な“負け”になりうるのです。
個人投資家も例外ではありません。
あなたが迷っている間にも、他の誰かは経験値を積み、情報感度を高め、行動力を磨いている。
“何もしないこと”には、明確なコストがあるという事実から目を背けてはいけません。
最初の一歩が、「自分の物語」を動かし始める
成功者の話には“物語”があります。
初めてのエントリーで大損して泣いた夜、メンタルを保つためにノートに記録し続けた日々、相場の変動に振り回されたあの週…。
そういった記憶のひとつひとつが、唯一無二の“自分史”を形作っていきます。
でも、それは最初の一歩を踏み出した人にしか与えられないものです。
スマホの画面越しに人の成功談を眺めるだけでは、物語は始まりません。
あなたの人生が、他人の成功の“観測者”として終わってしまわないように。
「見てるだけ」の安全圏から一歩出て、自分の戦場に立つことで、初めてあなた自身の章が始まるのです。
「勇気がないから行動できない」のではなく、行動しないから勇気が育たない。
踏み出した人の目にだけ映る景色がある。その景色は、挑戦した者だけの特権です。


結論:一歩を踏み出した日が、未来の自分をつくる
「戦わないと勝てない」
この言葉は、怖さやプレッシャーを与えるためのものじゃない。
むしろ、それは挑戦するあなたを肯定してくれる合言葉だと、私は思うのです。
相場で勝つというのは、単にお金を増やすことではありません。
過去の自分より、一歩でも先に進んだ自分になること。
そのために必要なのは、完璧な戦略でも、未来を読む天才的な頭脳でもない。
ほんの少しの勇気と、行動する意思だけです。
誰だって、最初は怖い。
でも、たった一度の挑戦が、あなたの中に小さな誇りを生み、やがてそれが“自信”という名の資産に育っていく。
損失も、失敗も、挫折も、すべては“あなたの物語”を濃くしてくれるエッセンスです。
それを重ねていった先にしか、本当の勝利は存在しません。
指をくわえて眺めていたあの画面の向こうに、自分の姿が重なる日が来る。
そのとき、あなたはもう観客ではなく、舞台の中央に立つプレイヤーです。
今日が、その一歩目になることを、心から願っています。
深掘り:本紹介
もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。
『なぜか日本人が知らなかった新しい株の本』
企業価値評価を通じて、株式投資の新たな視点を提供する一冊です。
『コーポレートファイナンス 戦略と実践』
企業価値算出からIR、株主還元政策まで、実践的なコーポレートファイナンスの知識を解説しています。
『KPIで必ず成果を出す目標達成の技術』
KPI(重要業績評価指標)を活用して、目標達成に向けたプロセス管理の技術を紹介しています。
『シリコンバレーで結果を出す人は何を勉強しているのか』
シリコンバレーで活躍する人々の学習法や思考法を紹介し、ビジネスパーソンのスキル向上に役立つ内容です。
『経済を読む力~「2020年代」を生き抜く新常識~』
経済の常識を疑い、政府発表に惑わされないための新たな視点を提供する一冊です。
それでは、またっ!!

コメントを残す