みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
たった1枚のメモで、投資も会計も変わるって本当?
「会計って難しそう…」「投資判断ってどうやってやるの?」
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
数字が苦手でも、情報処理が遅くても、大丈夫。
実は、たった1日10分のトレーニングで、思考力と判断力を飛躍的に高められる方法があるんです。
それが、赤羽雄二さんのベストセラー『ゼロ秒思考』で紹介されている「A4メモ書き」です。
このブログでは、
- なぜ「ゼロ秒思考」が会計や投資に役立つのか?
- A4メモ書きが、数字アレルギーや感情的投資をどう防ぐのか?
- 思考の瞬発力が、あなたの仕事や人生にどう変化をもたらすのか?
という3つの観点から、深掘りしてご紹介します。
会計も投資も、「頭の回転力」がすべて。
もしあなたが今、「なかなか考えがまとまらない」「意思決定に時間がかかる」と感じているなら、この思考法が、きっと武器になるはずです。
繰り返し読み返したくなる“思考の革命”を、ぜひ最後までご覧ください。
きっと、今日からノートを開きたくなりますよ。
目次
会計における「ゼロ秒思考」の活用

会計データの「本質」を瞬時に読み取る力
会計というと、多くの人が「数字の羅列」「難解な帳簿」といったイメージを持ちます。でも本質は、数字を“言葉”に変換して、そこから経営のヒントを引き出すことです。ゼロ秒思考で推奨されているA4メモ書きのトレーニングは、この変換作業を高速化するのに非常に役立ちます。
たとえば、月次決算を見たとき、「売上が下がった」と思ったら、すぐに「なぜ?」「どこが?」「いつから?」と問いを立て、それをメモに吐き出す。この「なぜ?」の連打が、分析の切り口を広げてくれます。そして、書き出された4〜6行の短文が、そのまま上司への報告資料や、改善提案の下書きになることも珍しくありません。
つまり、ゼロ秒思考を使えば、会計データは「読まされるもの」から「語らせるもの」に変わるのです。
問題の根本に迫る“思考の掘削機”になる
会計には、「数字は正しいけど、何かがおかしい」という瞬間がよくあります。たとえば、販管費が急に増えているのに、担当者は「例年通りです」と答える。そんなとき、ゼロ秒思考のメモ書きが力を発揮します。
「販管費が増えた要因は?」「前年と比較して何が変わった?」「部署ごとの予算消化率は?」など、疑問を1分でどんどん書き出していくことで、モヤモヤが構造的に整理されていきます。
このプロセスは、まさに“思考の掘削機”。無意識に避けていた問題の根っこに、紙とペンでじわじわ迫っていく。そして気づいたときには、「これだ!」という核心が浮かび上がっている。思考を止めず、迷いを可視化するからこそ、問題の本質にたどり着けるのです。
「話せる経理」になるための思考筋トレ
多くの経理職や会計担当者が苦手とするのが、「わかりやすく説明する」こと。専門用語や数値が並ぶ中で、どうすれば相手に“腹落ち”させられるのか? そこで効いてくるのが、ゼロ秒思考の訓練です。
日々の仕事の中で「今日の報告をどう伝えるか」「この数字の意味は何か」といったテーマでメモ書きを繰り返すうちに、自然と“言語化の筋肉”が鍛えられていきます。たった1分のメモでも、積み重ねれば「説明上手な経理」に変わっていけるのです。
言葉にできないことは、考えていないのと同じ。そう語る赤羽氏の哲学は、会計という「数字と言葉の間」に立つ私たちにこそ、強く響きます。
投資における「ゼロ秒思考」の活用

判断の速さは武器になる
投資の世界では「迷ったら負ける」ことがよくあります。株価が急落しているときにどう動くか、好決算の銘柄が出たときに買うかスルーするか、その瞬間の判断が収益を大きく左右します。ただ、情報が多すぎる今の時代では、むしろ“迷わない”ための頭の訓練が必要です。
ゼロ秒思考のメモ書きは、まさにその訓練。気になるニュースを見た瞬間に「これはどんな影響を与えるか?」「今の自分のポートフォリオにとってプラスか?」と自問自答しながら、1分で書き出す。これを繰り返すだけで、考えるスピードと論理の深さが鍛えられていきます。
実際、投資家で成功している人ほど、思考の速さがある。その背景には「たくさん考えた経験」があるんです。ゼロ秒思考は、それを毎日10分で再現できる“思考の筋トレ”なんですね。
感情を“紙の上”で制御する
損切りできずにズルズル…利益が出て欲が出て売れない…そんな「感情投資」は、投資家あるある。だけど、その感情こそが最大のリスクでもあります。だからこそ、ゼロ秒思考のメモ書きで「自分の感情」を見える化することが重要です。
たとえば、ある株を売るか迷っているとき。「売りたい」「でも上がりそう」「でも不安」など、頭の中が混乱しているときに、そのまま紙に全部書き出してみる。「売る理由は?」「売らない場合のリスクは?」「この判断に自信はある?」と問いを立てて書くだけで、自分の中の感情と理性のバランスが整理されます。
これは、冷静になるための“思考のブレーキ”とも言えます。暴走しそうな自分を、たった1枚の紙で止められる。投資において、これはものすごく大きな武器です。
ブレない戦略を持つために
投資で成果を出すには「一貫した戦略」が必要です。でも、SNSやYouTubeで日々流れてくる情報にさらされていると、どうしても目移りしてしまう。「あの銘柄が伸びるらしい」「この手法が最強らしい」と耳年増になり、結果的に何も定まらない…これも多くの人が陥る罠です。
そんなときこそ、ゼロ秒思考で「自分の投資の軸」を何度も書いてみる。「自分は何のために投資をしているのか?」「投資スタイルは?」「なぜこの銘柄に注目しているのか?」と問いを変えながらメモを繰り返すことで、自然と自分だけの投資哲学が固まってきます。
それは他人の真似じゃなく、自分だけの軸。たとえ短期の値動きに惑わされても、軸があれば立て直せる。ゼロ秒思考は“判断力”だけでなく“揺るがない芯”を作る道具でもあるのです。
セクション3:実践者の声と効果

「考えるクセ」が自然と身につく
ゼロ秒思考を継続している人の多くが口をそろえて言うのが、「思考の瞬発力がついた」ということです。ただし、それは単にスピードが速くなったという意味ではありません。本当に変わるのは“思考の習慣そのもの”です。
たとえば、ある中小企業の経理担当者は、毎朝1枚、昨日の業務で感じたモヤモヤをメモにしているそうです。「なんでこの処理は手間取ったのか?」「もっと効率化できる方法はないか?」と問いを立てて書き出すうちに、月末の処理速度が圧倒的に速くなり、上司への報告内容も自然とロジカルになったとのこと。
この「考えることが日常になる」変化は、会計業務のように構造を掴む力が問われる現場では大きな差を生みます。難しいことをやっているわけじゃない。ただ、“毎日1枚、自分と向き合う時間を作る”だけで、脳のOSがアップデートされていくような感覚です。
投資判断が「直感」から「確信」に変わる
ゼロ秒思考を投資に活かしている個人投資家の声も印象的です。ある20代の投資初心者は、毎晩寝る前に「今日気になった経済ニュース」と「その影響」を1ページ書く習慣を続けた結果、半年後には「何を買うべきか迷わなくなった」と語っていました。
情報が氾濫している時代において、自分なりの整理術を持っているかどうかは命運を分けます。ただ漠然とニュースを読んで終わりではなく、「自分だったらどう行動するか」を問いにして即メモにする。それを習慣化することで、判断の精度が驚くほど上がっていくのです。
特に注目したいのは、“勘”で動いていた初心者が、“根拠”を持って動けるようになったという点です。ゼロ秒思考は、知識ではなく「思考体力」を鍛えるから、投資経験が浅くても着実に武器になるのです。
自分の変化に「気づける」習慣
最後に、ゼロ秒思考を続ける中で最も大きな副産物は、「自己理解が深まること」だと感じている人が多いです。会計でも投資でも、“答えがすぐ出ない問い”と向き合う場面は多くあります。そのとき、自分の頭がどう動くのか、どういう癖があるのかを客観視できる力は、どんなスキルよりも価値があると思います。
「また同じことで迷ってる」「自分はこの状況になると弱気になる」そんなパターンに気づけるのも、日々メモで自分の頭と感情を可視化しているから。過去のメモを見返せば、自分の成長や癖の変化がありありと見えてきます。
これって、言うなれば“自分との対話の記録”です。数字の羅列が自分に語りかけてくるように、自分の思考の癖もまたメモを通じて語り始める。それを読み解く力こそが、会計にも投資にも、そして人生全体にも活きてくるのです。


結論:1枚の紙が、未来を変える
たった1分、たった1枚のA4用紙——それだけで人は、ここまで変われるのか。
そう思わせてくれるのが、『ゼロ秒思考』という思考法です。
このメソッドは、ただの“メモ術”ではありません。
会計という数字の世界にも、投資という不確実な世界にも、「迷わない自分」を連れてきてくれる。
もっと言えば、それは“自分の声”にちゃんと耳を傾ける時間でもあるのです。
どんなに情報が多くても、どんなにノウハウを知っていても、
最後に判断を下すのは、あなた自身の「思考力」と「感情の舵取り」です。
ゼロ秒思考は、その両方を磨くための、最高にシンプルで力強い道具です。
もし今、会計や投資に不安を感じているなら。
もし、自分の選択に自信が持てない瞬間があるなら。
その時こそ、ペンを持って、あなた自身と向き合ってください。
未来を変える力は、すでにあなたの中にあります。
そして今日、あなたが書いた1枚のメモが、数年後に笑って振り返る「原点」になるかもしれません。
それは数字に強くなる以上に、“自分を信じられる人になる”という、何よりも大きなリターンです。
深掘り:本紹介
もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。
『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資』
資産を3億円に増やし、40代でFIREを実現した著者が、「10倍株」を見つけるための思考法を解説。
ビジネスモデルと企業価値に着目した投資手法を、基本から実践まで丁寧に紹介しています。
『CFO思考 日本企業最大の「欠落」とその処方箋』
4年連続で「ベストCFO」を受賞した著者が、企業成長と日本経済復活の鍵としてのCFOの役割を解説。冷徹な計算と非合理的なまでの情熱を持つCFOの思考法を学べます。
『夢をお金で諦めたくないと思ったら 一生使える投資脳のつくり方』
初心者向けの投資入門書で、ストーリーに沿った24問のクイズを解くだけで、投資の本質と基礎が理解できる構成。投資に対する考え方を根本から見直すことができます。
『教養としての「会計」入門』
会計の超基本から論点までを幅広く、深く学べる一冊。会計を知り尽くす企業研修やビジネスパーソン向けに、わかりやすく解説されています。
『世界の大富豪から学ぶ、お金を増やす思考法』
イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、孫正義など、世界の大富豪の名言を紹介しながら、「お金を増やすための思考法」をわかりやすく解説しています。
それでは、またっ!!

コメントを残す