学歴の「耐用年数」──資格・肩書は減価償却されるのか?

みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。

あなたの学歴、20年後も“資産”って言えますか?

あなたがこのブログを読むことで得られる最大のベネフィットは、「学歴」という自分の過去の資産をどのように捉え、これからのキャリアに活かしていくかのヒントが得られることです。就職活動のときには武器になった学歴も、社会人生活が長くなるにつれて色あせていくのではないか? そんな不安や疑問を持つ20代〜30代のビジネスパーソンは少なくないでしょう。実際、「学歴なんて社会に出たら関係ない」とよく言われますが、それは本当なのでしょうか? また、もし学歴の価値が時間とともに減っていくのだとしたら、私たちはどのように自分のキャリアやスキルを磨いていけばいいのでしょうか。

本稿では「学歴の耐用年数」という切り口で、学歴・資格・肩書といったものがキャリアの中でどのように価値を持ち、いつどのように陳腐化していくのかを深掘りします。炎上しそうなテーマかもしれませんが、あえて投資や会計の視点から学歴を「自分への投資」「資産」にたとえ、その ROI(投資収益) や 減価償却 について考えてみましょう。読み終えた頃には、あなたは自分の学歴や資格をアップデートし続けることの大切さに気づき、これからのキャリア戦略に活かせる具体的なアイデアを持ち帰れるはずです。そして最後には、きっと前向きで感動的な気持ちが芽生え、「よし、これからまた頑張ってみよう!」と思えることでしょう。

それでは、「学歴」という資産の耐用年数を一緒に見極め、将来の自分を豊かにするヒントを探っていきましょう。

学歴は最初の資産:新卒カードの威力とROI

学歴は社会に出る際の強力なパスポートです。新卒採用の場面では企業側も「若さゆえ実績が少ない」学生を選別するため、学歴フィルターという暗黙のふるいにかけることがあります。偏差値や大学名といった肩書が「この人は優秀だろう」「真面目に努力できる人だろう」という一つの指標になるからです。そのため、有名大学に入れば就活で有利になり、「学歴」という資産が最大限に効くのは20代のうちとよく言われます。

実際に、大学卒業資格は社会への投資として高いリターンを生みます。統計によれば、大卒と高卒では生涯賃金に大きな差があり、男性では約6,000万円、女性でも約6,500万円もの差がつくという推計もあります(参考:president.jp)。毎月の給料でも若手のうちから大卒の方が高く、例えば20~24歳では大卒の平均給与は約24万円、高卒は約21.6万円と差があります(賞与等を除く)。さらに中高年になると差は拡大し、55~59歳では大卒が約49.9万円、高卒が約32.2万円と、実に17.7万円もの月給差が生じています。ボーナスも含めればこの差はさらに広がるでしょう。要するに、大卒という肩書は経済的リターンをもたらす有形・無形の資産なのです。

このリターンを投資の観点から考えてみましょう。例えば私立大学理系に進学し、4年間で学費500万円を支払い、さらに大学に行かず働いた場合に得られたはずの収入(機会費用)1,500万円を加えると、ざっくり2,000万円のコストをかけて大卒資格を得ることになります。一方で前述のように、生涯賃金で大卒は高卒よりも数千万円の上乗せ効果が見込めるわけです。2,000万円の投資が将来6,000~6,500万円になって返ってくると考えれば、学歴取得は相当に効率の良い投資と言えます。麗澤大学の宗健教授も「『Fラン大学』でも行く価値はある。就職においてもメリットは大きい」と述べており、統計データがそれを裏付けています。事実、日本では大学進学率が年々上昇し、令和5年度には大学進学率57.7%と過去最高を記録しました。多くの人が大学という投資に踏み切るのは、それだけ「学歴」という資本の効果が大きいと感じているからでしょう。

さらに新卒就活においては、学歴によって初任給や待遇にも差が出るケースがあります。新卒で入社した会社で「大卒」というだけで高卒同期より基本給テーブルが一段高かったといいます。超大手企業では総合職の採用はほぼ大卒以上が条件になっていたり、入社時点で配属や昇進コースに差がつくこともしばしばです。また、「高学歴=優秀」という前提のもと、新人時代から上司の期待をかけられやすい傾向もあります。こうした“学歴ブランド”の効果は入社直後から発揮され、若いうちのキャリアを後押ししてくれるのです。

とはいえ、学歴は万能ではありません。いくら有名大学を出ていても、それだけで一生安泰とはいかないのが現実です。学歴はあくまでスタートダッシュを切るための資産に過ぎず、それ自体がゴールではありません。実際、とある調査で「現在、自分の生活にとって必要ないと思うもの」の1位に「学歴」が挙げられたという結果もあります(参考:dearhope.jp)。特に年齢が上がるほど「学歴なんて必要ない」と感じる人の割合が高く、29歳以下では約20%だったのが60歳以上では40%にも達したそうです。多くの社会人が経験的に、「学歴より大事なものがある」と悟っていくということでしょう。では、その「大事なもの」とは一体何なのでしょうか?

学歴の減価償却:評価軸は実績へ、学歴ゾンビに要注意

新卒カードとして威力を発揮した学歴も、時間の経過とともに徐々にその輝きを失っていきます。20代のうちは「〇〇大学卒だからきっと優秀だろう」と見られていた人も、30代にもなれば「そろそろ結果を出してもらわないと」と周囲の期待がガラリと変わります。評価の軸が「学歴」から「仕事の実績」へと移行していくのです。若い頃は他に指標がない分、学歴くらいしか判断材料がありません。しかしキャリアを重ねれば、明確な業績やスキルという物差しで人材を評価できるようになるため、学歴という過去の肩書は少しずつ評価対象からフェードアウトしていくわけです。

企業の中途採用の場面を見ても、その傾向は顕著です。多くの企業では転職では学歴よりも即戦力となるスキルや経験を重視します。極端に言えば、転職活動で過度に学歴をアピールすると「この人、これまでの仕事で誇れる実績がないのかな?」とマイナス印象を与えかねません。人事担当者も30代以降の求職者に対しては、「前職で何を成し遂げたか」「どんな専門スキルを持っているか」を重視し、学歴は二の次になりがちです。むしろ学歴しか武器がない人よりも、たとえ高卒でも現場で鍛え上げたスキルや幅広い経験を持つ人の方が評価されるケースすらあります。

実例を一つ紹介しましょう。とある採用面接で、30代・有名大卒で大企業勤務の経理マンと、20代・高卒で中小企業の経理を幅広く経験した人が最終候補に残ったという話があります。結果、採用されたのは高卒20代の方でした。大企業で部分最適な経験しか積んでこなかった高学歴者よりも、中小企業で実務を一手に引き受けマルチに鍛えられた人材が評価されたのです。もちろんこれは特殊な例かもしれません。しかし「学歴の壁」が厚いといわれる中であっても、現実には学歴より実力が物を言う場面が増えていくことを象徴するエピソードではないでしょうか。年齢を重ねるほど、「何を知っているか」より「何ができるか」が問われるのです。

高学歴で順調にキャリアを歩んでいる人にとっても、これは他人事ではありません。むしろ高学歴の人こそ30代以降に伸び悩むリスクがあります。学生時代に受験を勝ち抜いた成功体験がある分、失敗への恐怖やプライドから新たな挑戦を避け、過去の栄光にすがってしまう危険があるのです。30代を過ぎても学歴ブランドに固執して自分の価値を保とうとする人を「学歴ゾンビ」と呼びます。厳しい表現ですが、まさに学歴だけがアイデンティティになってしまい、肝心の仕事の中身で勝負できなくなっている人を指すのでしょう。SNSでも「30歳過ぎて学歴自慢しているのは痛々しい」「成果で語れよ」といった声は散見されます。学歴しか取り柄がない人は、往々にして実務で成果を出せていないことが多いからです。

では、学歴という資産が目減りしていく中で、何が新たな評価軸となるのでしょうか。それは一言で言えば「実績」という名の資産です。たとえば30代のビジネスパーソン同士を比べるとき、「東大卒かどうか」より「これまでにどんなプロジェクトを成功させてきたか」「専門分野でどんな成果を上げてきたか」が重視されます。学歴は確かに過去の努力の証ではありますが、学歴それ自体が未来の成功を保証する証明にはならないのです。「学歴は『未来の証明』ではない」。まさにその通りで、学歴はスタート地点を示すに過ぎず、その先に何を証明するかは自分の行動次第というわけです。

加えて、日本企業の組織文化にも変化が起きています。以前は大企業ほど社員の学歴層が揃っており、社内の昇進にも学閥の影響が強い傾向がありました。学歴が高い人たちだけで上層部が固まり、非高学歴の社員は出世しづらいという現実も指摘されてきました。しかし近年では、社内評価においても「この人は東大だから優秀なはず」という先入観より、「この人はこれだけの実績を会社にもたらした」という事実ベースの評価が重視されるようになっています。実際に、社内で成果を出し続けていれば学歴に関係なく抜擢される人材も増えてきました。逆に学歴だけ良くても成果を出せなければ、それ相応の待遇に甘んじることになります。つまり社内においても学歴の減価償却が進み、実績という新たな資産への置き換えが起こっているのです。

ここまで見ると、「学歴なんて結局意味ないのか?」と思う方もいるかもしれません。しかし、それは早計です。学歴は20代のうちに使い倒すべき資産であり、それ自体はあなたが努力して得た貴重な成果です。大事なのは、その学歴が効いている若いうちに次の実績を作っておくこと。高学歴であればあるほど若いうちにチャンスが多いのは事実ですから、その機会を逃さずに新しいキャリアの礎を築くべきなのです。例えば難関大学を卒業したという肩書に安住するのではなく、配属先の業務で誰にも負けない成果を出したり、専門資格を取得したり、新規プロジェクトに挑戦したりと、学歴に代わる「次の柱」を早いうちに立てておくことが極めて重要です。

言い換えれば、学歴という資産は自動車におけるエンジンオイルのようなものかもしれません。新卒というエンジンを動かす初期潤滑油にはなるけれど、そのまま交換せずに走り続ければいずれエンジンは焼き付いてしまいます。定期的にスキルや実績という新しいオイルを継ぎ足し、エンジンをアップデートし続けなければ、キャリアという長い道のりを走破することはできないのです。

学歴資産を磨き続ける:アップデートと自己投資のすすめ

ここまで見てきたように、学歴という資産は時間とともに減価償却していく運命にあります。しかし朗報があります。自分自身に再投資をすることで、この資産の耐用年数を伸ばし、新たな価値を生み出すことができるのです。学歴が示すのは「過去に何を学んだか」ですが、それ以上に重要なのは「今から何を学ぶか」です。本当に大切なのは『いつ卒業したか』ではなく『いつ始めるか』です。過去がどうであれ、人はいつからでも学び直し、成長し始めることができるという力強いメッセージです。

現代は技術革新が著しく、「昨日通用したスキルが明日には陳腐化する」ような時代です。AIやITの進歩により、企業が求める人材像も変化し続けています。そんな中で最も貴重な資産となるのは「学び続ける姿勢」だと言われます。実際、「有名大学卒」という肩書よりも「◯◯の分野で□□ができます」と胸を張って言える専門性こそが、企業にとって魅力的になりつつあります。もしあなたが有名大学出身なら、そこに胡坐 (あぐら) をかかず、在学中から何か熱中できるテーマを見つけ専門性を磨くことが望ましいでしょう。そうでない場合でも、社会人になってから資格取得やオンライン講座、実務を通じた習得など様々な形で自分にスキルという新たな資産を積み増しできます。いずれにせよ、在学中に何もしなければ、単に時間を失い借金(奨学金)を背負うだけになってしまう、と自嘲気味に語る声もあるほどです。逆に言えば、何かを身につけさえすれば学歴+αの希少価値を手に入れられるのです。

また、「学歴」は狭義には大学名などを指しますが、広義にはあなたが積み上げてきた知識や経験そのものとも言えます。いわば人間の知的ストックです。この知的ストックに継続的に投資し、複利運用していくイメージを持ちましょう。具体的には、業界の最新動向を勉強したり、新たな資格やスキルに挑戦したり、社内外のプロジェクトに積極的に関与したりすることです。これらの行動は、時間を味方につけて自己資産を増やす行為です。一度得た学位や肩書も、関連する領域で経験や追加の学習を積めば、その価値を維持・向上させることができます。逆に、何もアップデートしなければ、高価な学歴も陳腐化資産と化してしまいます。

例えば、IT業界の資格は数年ごとに更新が必要なものが多いですが、それは知識や技術がすぐに古びてしまうからです。同じように、大学時代に習得した知識も放っておけばどんどん陳腐化します。社会人になっても「リスキリング(学び直し)」「アップスキilling(技能向上)」に取り組む人が増えているのは、自分の市場価値を保ち高めるための自己投資といえるでしょう。幸いなことに、オンライン学習や夜間大学院、各種セミナーなど、働きながら学べる環境も整ってきました。20代後半や30代で大学院に進学し直す人や、全く別分野の資格試験にチャレンジする人も珍しくありません。「学ぶのに遅すぎるということはない」という言葉を胸に、ぜひ能動的に新しい知識に飛び込んでみてください。

さらに、自分だけのストーリーを構築することも大切です。ピカピカの学歴や資格といった“型”よりも、その人個人のストーリーに信ぴょう性があるかが30代以降は重要になります。言い換えれば、「なぜ自分はその学歴・資格を手に入れ、今後何を成し遂げたいのか」という物語を持っている人が強いのです。例えば、「一流大学に入ったのは◯◯の分野で世の中を変える土台を作るためだ」「この資格を取ったのは自分の専門性で独立する準備だ」といったように、過去と未来がつながる自身の物語を語れるようになれば、学歴や肩書も生きた価値を帯びてきます。ただ漫然と「東大卒だからすごいでしょ?」では、30代以降は周囲も評価してくれませんし、自分自身も虚しくなってしまうでしょう。学歴を一つのピースとして、自分という人間のストーリー全体を描き続けることが、資産価値を陳腐化させない秘訣です。

最後に、学歴という過去の資産を正しく理解しつつ、自分の未来の資産形成に活かすための心構えをまとめます。

  • 若いうちに学歴のアドバンテージを存分に活用する:
  • 学歴が効く20代のうちに、できるだけ多くの経験・挑戦を積み、実績という新たな資産に転換しておく。
  • 30代以降は実績で語る:
    ポジションに見合った成果を出すことに注力し、学歴マウントに頼らない。必要なら転職などで環境を変え、自分の実力を発揮できる場を探す。
  • 継続学習とスキルアップ:
    「昨日の常識が明日には非常識」と心得て、常に新しい知識や技術を貪欲に吸収する。資格取得や勉強会への参加など、学び続ける姿勢自体が資産になる。
  • 自分の物語を持つ:
    学歴や肩書を単なる飾りで終わらせず、「それを持って自分は何を成し遂げたいのか」という軸を明確にする。軸がぶれなければ、新たな学びや経験もすべて自分のストーリー資産として蓄積される。

おわりに

学歴の“耐用年数”――それは、おそらくあなた自身が決めるものなのでしょう。確かに学歴という肩書は時間とともに表面上の輝きを失うかもしれません。しかし、学び続ける人にとって学歴の価値は色褪せません。なぜなら、大学で得た知識も経験も、それを糧にその後どれだけ成長したかによって真価が問われるからです。学歴とはあなたが歩み始めた物語の序章にすぎず、その続きをどう紡ぐかでエンディングはいくらでも変えられます。

冒頭で触れた「学歴はいらない」と感じる人が増えているという調査結果も、裏を返せば「学歴がなくてもやっていけるほど、自分に力がついた」という自信の表れなのかもしれません。実際、学歴に恵まれなかった人でも後から猛勉強して一流のエンジニアになったり、叩き上げで経営者になったりする例を私たちは知っています。あるプログラミング講師の方は、40代半ばで新しいスキルを身につけた受講生から「人生って何歳からでもやり直せるんですね」という言葉を聞き、胸が熱くなったと綴っています。学び直しに遅すぎるということは決してなく、何度でも人生をアップデートできる――このエピソードはそれを雄弁に物語っています。

一方で、高学歴の人がその才能を活かし続ける姿もまた、周囲に大きな感動と刺激を与えます。謙虚に努力を積み重ね、高学歴+努力という無敵のコンボで社会に貢献している人も大勢います。要は、与えられた才能や肩書をどう使い切るかが問われているのでしょう。学歴という名のバトンは、持っているだけでは勝てません。それを手にスタートダッシュを決め、次の走者(未来の自分)に繋げていってこそ、本当の意味で価値が生まれるのです。

最後に強調したいのは、あなたの価値は学歴だけで決まるものではないということです。学歴はあなたの一部であって全てではありません。【「いつ卒業したか」ではなく「いつでも始められる」】という言葉にあるように、これからの行動次第で人は何度でも自分を作り変え、成長させることができます。過去の肩書に縛られず、未来の可能性に賭けてほしいのです。もし今、自分の学歴に自信がなくても大丈夫。あなた自身がこれから積み上げる努力と成果こそが、何にも代え難い資産になっていくのです。

学歴の耐用年数が切れた後に何が残るのか――それはあなた自身の物語と人間的な成長です。学歴という資産を原資に、ぜひ自分だけの大きな資本を築いてください。年月とともに学歴という名の看板は色褪せるかもしれません。しかし、その看板を掲げて走り抜けたあなたの背中は、年月を経るほどに味わい深く、きっと輝きを増していることでしょう。これからの人生という長い旅路、学歴に負けない新しい自分資産をどんどん生み出していってください。その歩みこそが周囲の心を打ち、何よりあなた自身の未来を照らす最高の宝になるのです。自分への投資を惜しまず、学びと挑戦を続けていくあなたの姿が、明日の誰かの憧れや希望となるかもしれません。

学歴の減価償却を恐れる必要はありません。あなた次第で、その資産は何度でも再評価され、輝きを放ちます。人生は常にこれから。過去の肩書にとらわれず、今という時にどれだけ自己投資できるかが、未来のあなたの価値を決めるのです。どうかそのことを胸に、明日からの一歩を踏み出してみてください。あなたの物語の続きを、誰もが楽しみにしています。きっとそれは、学歴以上に輝く「あなたという人間」の価値そのものになるのです。頑張っていきましょう!

深掘り:本紹介

もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。

『リスキリング大全 — キャリアの選択肢が増えて人生の可能性が広がる』
職種横断で“学び直し”を設計するフレームと、現場での実装手順を解説。学びの優先順位付け、社内での越境、ポータブルスキルの伸ばし方など、学歴の初期優位を継続的なスキル資産へ転換するための実践書。新卒カードに頼らず「成果で語る30代」へ橋渡ししてくれる内容。


『東大教授がゆるっと教える 独学リスキリング入門』
経済学者が説く“いつでも学び始められる”独学術。人的資本の複利を意識した学び方、スキルの選び方、仕事との両立のコツを、肩肘張らずに導く。「学歴は序章、更新こそ本編」という今回のテーマにぴったり。


『人的資本を高める日本企業のリスキリング戦略』
 ポイント:企業側の視点で、人的資本経営をどう運用し、どんなスキル投資が評価・賃金・配置に反映されるかを解説。中途採用・昇進で“学歴→実績・スキル”へ評価軸が移る現実をデータと事例で学べる。個人の学び方だけでなく「会社は何を見ているか」も掴める。


『最新のHRテクノロジーを活用した 人的資本経営時代の持続可能な働き方』
スキル可視化、ラーニングプラットフォーム、アナリティクス等のHRテックで“更新される学歴”を作る視点を紹介。学びを単発で終わらせず、データで見える化して評価に接続するヒントが得られる。個人ブログで実務的提案を書く際の引用元としても有用。


『中高年リスキリング ─ これからも必要とされる働き方を手に入れる』
30〜40代以降を主対象に、陳腐化しやすいスキルの見極め、キャリア寿命の延ばし方、学び直しの費用対効果を平易に整理。“学歴の減価償却”をリスキリングで逆転する現実的アプローチがまとまっている。


それでは、またっ!!

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