みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
あなたは“土地のあるテーマパーク”と“土地のいらないテーマパーク”、どっちに時間とお金を預けますか?
「サンリオが“常設バーチャルテーマパーク”を作るらしい」――そんなニュースが出てきました。
その名も Virtual Sanrio Puroland。VRChat上に12月11日から常設オープンし、24時間365日、世界中どこからでもアクセスOK。過去のバーチャルフェスは期間限定イベントでしたが、今回は“ずっと開いているピューロランド”として、本気でメタバースに乗り出してきた形です。
サンリオはこのバーチャル・ピューロランドで、2027年に年間来場者数500万人を目指すとしています。リアルのサンリオピューロランドは、東京・多摩の屋内テーマパークで、年間来場者は約150万人・敷地は約4.6万㎡。
「土地を買って、建物を建てて、人をたくさん雇って、お客さんに来てもらう」という、いかにも“ザ・不動産ビジネス”な構造ですよね。
一方、バーチャル版はどうでしょう。
必要なのは、ざっくり言えば サーバー+3Dデータ+IP(キャラクター権利)+サブスク課金の仕組み。アクセス自体は無料のエリアが多く、一部パレードやショーは月額・年額パス(いわゆるサブスク)で楽しむ、というモデルが組まれています。
ここで会計オタク的に面白いのが、バランスシート(BS)の中身がまったく変わること。
リアルなテーマパークは「土地・建物・設備」といった重い固定資産がドンと乗るビジネス。一方、バーチャルパークは「サーバーやソフトウェア、3Dモデル制作費、IP権利」など、より“軽くて、伸びやすい”資産が中心です。ざっくり言うと、前者は「ハコモノ」、後者は「データ+IP」が主役のBSになります。
さらに面白いのは、子どものワクワク視点と、親の家計視点のギャップです。
子どもから見れば、「夜でも遊べる」「地方に住んでいても行ける」「推しキャラにいつでも会える」バーチャルパークは、むしろリアルよりテンションが上がるかもしれません。一方、親の立場から見ると、「交通費・宿泊費がいらない」「チケットはサブスクで上限が見えやすい」といった“家計フレンドリーさ”が効いてきそうです。
そして投資・会計目線で見ると、リアルテーマパークとバーチャルパークは、同じ「テーマパークビジネス」でもまったく違うゲームをしているようにも見えてきます。
ディズニー、USJ、サンリオ――みんな「IP(キャラクター)」を持っている会社ですが、その IPをBSのどこに乗せて、どうキャッシュに変えていくか の設計は、会社ごとにかなり違います。
この記事では、まずサンリオの「バーチャル・サンリオピューロランド」というニュースを入口に、
- 物理パークとバーチャルパークの BS構造の違い
- 「IP×サブスク」という新しいテーマパークの稼ぎ方
- 子ども視点のワクワクと、親視点の家計リアリティのギャップ
を、できるだけ専門用語をかみ砕きながら解説していきます。
そのうえで、「USJ・ディズニー・サンリオをIPバランスシートで比較するシリーズ」を読みたくなるような“入口回”になることを目指します。
通勤電車の中でも読めるライトさで、でも中身はちょっと“会計オタク寄り”。
そんなテンションで進めていくので、コーヒー片手にゆるっとお付き合いください。
リアルテーマパークは「土地と建物のかたまり」ビジネス

まずは、今までの“普通のテーマパーク”の姿を、会計オタク寄りの視点でゆるっと分解してみます。
と言っても、難しい専門用語はナシで、「テーマパークって、会社の持ち物リストで見るとどうなってるの?」くらいの感覚で読んでもらえればOKです。
BS=「会社の持ち物リスト」として見るテーマパーク
「BS(バランスシート)」と聞くと、一気に難しそうになりますが、ざっくり言えば “会社の持ち物と借金の一覧表” です。
- 何をどれだけ持っているか(資産)
- そのお金をどこから調達したか(借金 or 出資してもらったお金)
これを一覧にしたものがBS。
テーマパークでいえば、
- 土地
- 建物(パークの箱)
- アトラクション(ジェットコースター、シアターなど)
- ショップやレストランの設備
こういったものが、ドーンと“会社の持ち物”として乗ってきます。
ここでポイントなのが、リアルなテーマパークは、とにかく物理的なモノが大きくて高いということ。
ざっくりイメージとしては、
「広い土地と巨大な建物を抱えている、不動産っぽい会社」
にかなり近い構造になっています。
土地・建物・アトラクションという「重い資産」
リアルパークのBSをイメージで分解すると、だいたいこんな感じです。
- 土地:一度買うと基本ずっと持ちっぱなし
- 建物:パーク全体の箱。何十年単位で使う
- アトラクション設備:コースター、ライド、演出設備など
- 内装・照明・音響・ショップ設備:細かいけど、合計するとかなりの金額
ここで重要なのは、“重たい資産”ほど、簡単には動かせないし、すぐにはやめられないという点です。
たとえば、
- 「このエリア流行ってないから、やっぱり全部やめます!」
- 「今月はお客さん少ないから、建物ちょっとだけ縮めます!」
みたいなことはできませんよね。
つまりリアルパークは、最初にドカンとお金を投じて箱を作り、その後、長い時間をかけて回収していくビジネスです。
そして建物やアトラクションは、会計上は「減価償却」という形で、毎年ちょっとずつ費用になっていきます。
イメージとしては、
「巨大なローンを組んで家を買って、毎年コツコツ返していく」
のを、会社レベルでやっている感じです。
入場者数に“フル依存”するビジネスモデル
リアルパークのコスト側でもう一つ重いのが、人件費です。
- キャラクターと写真を撮ってくれるキャスト
- ショーのダンサーやシンガー
- アトラクションを安全に動かすスタッフ
- レストランやショップのスタッフ
- 清掃・警備・メンテナンス…
これらは、パークを開けている限り、ある程度必ずかかるコストです。
つまりリアルテーマパークは、
- 重い固定資産(=土地・建物・アトラクション)
- 固定的にかかる人件費
- そこに、天気や景気に左右される入場者数
という、なかなかハードモードな構造になっています。
だからこそ、リアルパークはどうしても 「どれだけ人を呼べるか」勝負になりがちです。
入場者数が落ちると、
- 減価償却費(建物・設備の“分割払い”)は毎年ほぼ変わらない
- 人件費も急には減らせない
- でも売上は落ちる
という、じわじわ効く展開に。
ここまでを見ると、リアルテーマパークのBSは、
土地と建物にガッツリ張った「重量級の投資モデル」
という言い方ができます。
この“重量級モデル”と、後で出てくる 「バーチャルパークの軽量モデル」 を比べると、同じ「テーマパーク」でもまったく別の生き物に見えてきます。
バーチャルパークは「サーバーとIPのかるいBS」

ここからは、「バーチャル・サンリオピューロランド」をモデルに、デジタルなテーマパークのBSの中身をのぞいてみます。
リアルパークが「土地と建物のかたまり」だったのに対して、バーチャルパークはひと言で言うと、
サーバー+3Dデータ+IP(キャラクター権利)+サブスク課金
でできている“かるいテーマパーク”です。
同じ「来場者数〇万人を目指します」と言っていても、その裏側の持ち物リスト(BS)はだいぶ違います。
「土地の代わりにサーバーを借りる」世界
バーチャルパークには、物理的な土地はありません。
代わりに必要なのは、
- アクセスしてくるユーザーをさばくための サーバー
- サーバー上で動く システム(アプリやプラットフォーム)
- パークの世界をつくる 3Dモデルやアバター
といった“デジタル空間のインフラ”です。
ここがリアルと大きく違うポイントで、
リアル:土地を「持つ」 or 長期で「借りる」
バーチャル:サーバーを「借りる」+ソフトウェアを「作る」
という構図になります。
土地や建物のように「一度ドカンと買って、何十年も使う」代わりに、
サーバー代は、利用量に応じて毎月払う“変動費”に近いイメージ。
アクセスが増えればサーバーを増強してコストも上がるけど、逆に減れば小さくすることも可能です。
「IPと3Dデータ」が資産の主役になる
バーチャルパークのBSで目立ってくるのは、IP(キャラクター権利)と3Dコンテンツです。
- ハローキティやシナモロールなどのキャラクターIP
- パレードの3Dモデルやステージのデザイン
- アバター用の衣装やアイテム
こういったものは、一度つくれば何度でも使い回せる資産になります。
しかも、リアルのアトラクションのように「物理的に古くなって壊れる」ことがありません(もちろんアップデートは必要ですが)。
リアルパークでは、
「新エリアを作る=リアルな工事をする」
なので、工事費・建設費がガツンとBSに乗ります。
バーチャルパークでは、
「新エリアを作る=3Dデータとプログラムを作る」
なので、主に 開発費(人件費+ソフトウェア制作費) が中心です。
会計のルール次第で「ソフトウェアとして資産に計上」したり、「開発費としてその年の費用」にしたり、処理の仕方は分かれますが、少なくとも“土地建物ほど重くない”のはイメージしやすいと思います。
入場料から「IP×サブスク」へ
ビジネスモデルも、リアルとバーチャルで少し空気感が違います。
リアルパーク:
- 入場料(1デイパスなど)
- パーク内の飲食・物販
- 年パスはあるけど、全体としては「来た回数×単価」の世界
バーチャルパーク:
- 一部エリアは無料で解放
- プレミアムショーや特別体験は サブスク(月額/年額)
- デジタルグッズ(アバター衣装など)の課金
つまり、「とにかく来場者数と単価を上げる」から、「IPファンをどれだけサブスク会員にするか」へ、稼ぎ方の軸が少し変わります。
会計オタク風に言うと、
リアル:固定費(建物・人件費)が重いので、入場者数が命
バーチャル:固定費は比較的軽く、IPとサブスクで毎月の安定収入を太らせたい
という感覚です。
そしてここで効いてくるのが、「IPの強さ」。
キティやシナモンに対して、
「毎月〇〇円払ってもいいから、特別なパレードや限定アイテムにアクセスしたい!」
と思ってくれるファンがどれくらいいるか。
これは、BS上のIPという“見えにくい資産”が、どれだけキャッシュを生み出せるかという勝負でもあります。
こうして見ると、バーチャル・サンリオピューロランドは、
単なる「オンラインイベント」ではなく、
土地のいらない“IP×サブスク”テーマパーク
への実験場になっているようにも見えます。
次のセクションでは、
子ども目線の「どっちがワクワクする?」と、親目線の「どっちがおサイフに優しい?」
このギャップを、リアルとバーチャルのBS構造とあわせてもう少し深掘りしていきます。
子どものワクワクと、親の家計リアルはどこで交わる?

ここまで、リアルとバーチャルで「会社の持ち物リスト(BS)」がぜんぜん違うよ、という話をしてきました。
でも、子どもからしたらそんなの正直どうでもよくて、大事なのはただひとつ。
「どっちがワクワクするか?」
ですよね。一方で、親はどうしてもこう考えがちです。
「どっちが家計にやさしいか?」
この2つの視点を、リアルパークとバーチャルパークの違いと重ねて見てみると、これからのテーマパークのかたちが少し見えてきます。
子どもは「行くこと」そのものがイベント
まずは子ども側の気持ちから。
リアルパークの一番の魅力は、なんと言っても “旅じたいがイベント化する” ところです。
- 朝早く起きて、家族で電車や車に乗って
- パークの入り口に近づくにつれて、看板やBGMが増えていき
- 「やっと着いたー!」という高揚感
この「非日常への移動時間」も、子どもにとってはワクワクの一部です。
さらに、リアルなパレード、音、匂い、気温、キャストさんとの会話…。
五感フル装備で楽しめるのがリアルパークの強さです。
一方、バーチャルパークはどうか。
- 夜寝る前に、ヘッドセットやPCでログイン
- 学校が終わったあとに、友だちとオンライン集合
- 物理的な時間や場所の制約はほぼゼロ
リアルの「大移動イベント」に比べると、日常の延長線上にある体験ですが、そのぶん “頻度”と“継続性” が魅力になります。
「月に一度の大イベント」だったテーマパーク体験が、「週に何回でも遊べるデジタルの遊び場」に変わるイメージです。
親にとっては「一撃コスト」vs「じわじわサブスク」
次に、親の財布の話をしましょう。
リアルパークは、ざっくりこういう構造になりがちです。
- 交通費(新幹線・高速・ガソリンなど)
- 宿泊費(遠方ならホテル)
- チケット代(家族分)
- パーク内の飲食・おみやげ
1回の旅行で、数万円〜十数万円コース になることも普通にあります。
いわば「一撃でドーンと出ていくイベントコスト」です。
バーチャルパークは、少し違う形になります。
- 基本アクセスは無料(のことが多い)
- 特別なショーやコンテンツはサブスク(月額課金)
- デジタルアイテム課金(アバターの服など)
こちらは、「毎月ちょっとずつ出ていく固定費」 になりがちです。
パッと見の心理的ハードルは低いですが、動画配信サービスやゲームの月額課金と同じで、積み重なるとそれなりの金額になります。
親目線の本音としては、
- 「一生に一度の旅行だから、リアルパークにドーンと使う」のもアリ
- 「普段はバーチャルで安く・気軽に楽しませつつ、たまにリアルへ」のもアリ
という感じで、リアルとバーチャルをどう組み合わせるか が、これからの家計の設計ポイントになりそうです。
テーマパークは「不動産」から「IPのホームグラウンド」へ?
最後に、子ども視点・親視点・会社のBS視点をまとめて、これからのテーマパークの立ち位置を少し妄想してみます。
リアルテーマパークは、これまでどちらかというと
「土地と建物にガッツリ投資した、不動産型ビジネス」
として見られがちでした。
でも、ディズニーやUSJ、サンリオをよく見ると、実はどれも “IP(キャラクター・物語)をどう見せるか” がビジネスの本質です。
バーチャルパークが広がると、テーマパークは、
- 不動産としてのパーク(リアル)
- デジタル空間としてのパーク(バーチャル)
の両方を持つ、「IPのホームグラウンド」 へと進化していくかもしれません。
子どもにとっては、「推しキャラに会える場所」がリアルとバーチャルの二本立てになる。
親にとっては、「一生に一度のリアル大イベント」と「日常的に楽しめるバーチャル」を、家計と相談しながら組み合わせる。
会社にとっては、「重い不動産のBS」と「軽いIP×サブスクのBS」をどうミックスするかが経営の腕の見せどころ。
そんなふうに考えると、サンリオのバーチャル・ピューロランドは、単なる“流行りのメタバース”ではなく、
これからの 「IPテーマパークの当たり前」を試す実験場 に見えてきます。
そして、この記事はまだその入口。
いずれ、
- ディズニー:映画+配信+パーク+グッズ
- USJ:映画会社との連携+イベント型パーク
- サンリオ:キャラクターIP特化+バーチャル展開
といった形で、3社の「IPバランスシート」を並べて比べると、もっと面白い景色が見えてきそうです。
結論:テーマパークは「土地」より「好きの熱量」でできていく
ここまで、リアルパークとバーチャルパークを、ちょっとマニアックに「会社の持ち物リスト(BS)」という目線で見てきました。
- リアルパーク:土地・建物・アトラクションがドンと乗った“重たいビジネス”
- バーチャルパーク:サーバー・3Dデータ・IP(キャラクター権利)・サブスクが中心の“かるいビジネス”
同じ「テーマパーク」でも、中身はここまで違うんだ、というのはなんとなくイメージできたと思います。
でも、最後に大事なのは数字の話だけじゃなくて、「私たちはどんな体験を、どんなお金のかけ方で選びたいか」 という、もっと手触りのある話です。
リアルパークは、一生に一度の旅行にもなる“大イベント”。
朝早く起きて、電車や車に揺られて、やっとゲートにたどり着く。
そこで見るパレードや、子どものはしゃいだ顔は、やっぱり代わりがききません。
ただ、その裏側には、
- 高い土地・建物に投資している会社
- 数万円〜十数万円の出費をがんばる親の財布
という、なかなかハードな現実もあります。
一方、バーチャルパークは、「日常の中にこっそり入り込むテーマパーク」。
- 学校や仕事が終わったあと、ちょっとログインして世界観に浸る
- 推しキャラの新しい衣装やショーが、サブスクでどんどん追加されていく
- 物理的な距離も、天気も、終電も関係ない
その代わり、「気づいたらサブスクが増えている」「デジタル課金がじわじわ効いてくる」という別のリアルもあります。
こうして考えると、「リアル vs バーチャル」どっちが正解?という二択ではなく、これからはきっと、
リアルは“お祝いの日に行く、特別なステージ”
バーチャルは“日常で推しと過ごす、もうひとつの居場所”
みたいな分担になっていくはずです。
そして会社の側から見ると、テーマパークはもう「不動産ビジネス」だけではありません。
キャラクターや物語といったIPを軸に、「リアル」と「バーチャル」両方の世界でどう稼ぐか。
BS(持ち物リスト)の中身も、「土地の重さ」から「IPとサブスクの厚み」へと、少しずつ重心が移っていきます。
私たち一人ひとりも、実は似たようなことをしているのかもしれません。
- 住む場所という“リアルな資産”にどれだけお金をかけるか
- サブスクやデジタルコンテンツという“見えない資産”にどれだけ払うか
- 子どもの「やりたい!」と家計のバランスを、どこで落としどころにするか
テーマパークのBSを覗いてみることは、自分の家計や時間の使い方を見直すきっかけにもなります。
サンリオの常設バーチャル・ピューロランドは、
「土地のいらないテーマパークって、ビジネス的にアリなの?」という実験であると同時に、
「私たちは、どんな形で“好き”にお金と時間を使いたいのか?」
という問いを投げかけているのかもしれません。
この先、ディズニーやUSJも含めて、「IP×サブスク×リアルパーク」の組み合わせはもっと多彩になっていくはずです。
今回のサンリオの取り組みは、その大きな流れの“序章”みたいなポジションでしょう。
もしこの記事を読んで、
「じゃあディズニーやUSJのBSはどうなってるの?」
「IPの“持ち物リスト”を3社で比べてみたい」
と少しでも思ってもらえたなら、この入口回としては大成功です。
これからも、ニュースの裏側でこっそり動いている
「IP×サブスク×会計」の話 を、社会人の目線で一緒にのぞいていきましょう。
深掘り:本紹介
もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。
『テーマパーク・アミューズメント事業 知っておきたい最新トレンドと成功の秘訣』清水 群/杉崎 聡紀
リアルなテーマパークのビジネス構造を、がっつり“中の人目線”で学べる一冊です。
入場料・物販・飲食・イベント…それぞれがどう収益につながっているのか、最新トレンドや成功事例とセットで解説してくれるので、「USJ/ディズニー/サンリオのビジネスって、実際どう回ってるの?」というモヤモヤがかなりスッキリします。
今回のブログのように「不動産×IPビジネス」でパークを眺めたい人には、まさに土台になる一冊。テーマパーク好きなら読んでおいて損なしです。
『エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造』中山 淳雄
任天堂、ポケモン、マンガ、アニメ、ゲーム、スポーツ…日本のエンタメIPがどうやって生まれ、世界に広がっていったのかを“ビジネス目線”で一気に俯瞰できる本です。
IPを「感動の物語」だけでなく、「どうビジネスモデルに落とし込んだか」という視点で追いかけていくので、テーマパークやサブスクを“IPの出口”として見たい人にドンピシャ。
「IP×サブスク×テーマパーク」の大きな地図を手に入れたいなら、かなりコスパの高い一冊だと思います。
『メタバース未来戦略 現実と仮想世界が融け合うビジネスの羅針盤』久保田 瞬
「メタバースって結局、ビジネスとしてどこが“おいしい”の?」という疑問に、かなり真面目に答えてくれる本です。
プラットフォーム、コンテンツ、ハードウェア、IP……どこにお金が流れ、どこに勝機があるのかを整理してくれるので、サンリオのバーチャル・ピューロランドを“メタバース事業”として眺めたい人にはぴったり。
ふわっとした未来論ではなく、「どんなプレイヤーがどう儲けているか?」を具体的に知りたい人向けの一冊です。
『推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来』中山 淳雄
ファンが「推し」にどれだけお金と時間を投じているのか、そのリアルな経済圏を解き明かした本です。
ライブ配信、ソシャゲ、VTuber、アイドル…“推しビジネス”の裏側を数字と事例で追いかけるので、「IPをどう“推し”に変えて、サブスクや課金につなげるのか?」がとてもよく見えてきます。
バーチャル・ピューロランドのような「土地のいらないテーマパーク」も、結局は“推しエコノミー”の延長線上にある——そんな視点で読むと、めちゃくちゃ刺さる一冊です。
『見るだけで「儲かるビジネスモデル」までわかる 決算書の比較図鑑』矢部 謙介
複数企業の決算書を「図鑑」感覚で見比べながら、ビジネスモデルの違いを理解できる本です。
グラフと図解が中心なので、会計が苦手でも“パッと見でなんとなくわかる”構成になっていて、「この会社はどこで儲けてるの?」という感覚が自然と身につきます。
今回のブログのように「テーマパーク企業をBSで比較したい」と思っている人にとっては、まさに練習帳のような一冊。投資目線でも、ビジネス教養としてもかなり使えます。
それでは、またっ!!
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