みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
あなたの推し活、実は“家計を守る資産”になってませんか?
円安、値上げ、実質賃金のニュース……正直しんどい。コンビニでレジに並ぶたびに「また上がってるじゃん」と思う。でも不思議なことに、推しのライブ告知が出た瞬間、心の財布だけはインフレ耐性が発動するんですよね。削るのは外食なのに、チケット代と遠征費は死守。これは気合いや根性の話じゃなくて、経済的に見るとかなり筋が通った“行動”かもしれません。
実際、推し活は「市場規模3.5兆円」「1人あたり年間25万5,035円」という推計が報じられています(調査に基づく推計)(参考:TBS NEWS DIG)。 さらに別の調査では市場規模を約3.9兆円/年と見積もる動きも出てきました。 つまり推し活は、もはや“趣味の散財”ではなく、立派な消費カテゴリーです。しかも財務省の広報誌でも「若年層を中心に急成長する消費形態」として、特徴や経済への影響が整理されています。 さらに海外でも、推し活を“インフレに強いスタン経済”として語る論調が出ていて、「なぜ値上げしても回るの?」が研究対象になりつつあります。
ここで今日の仮説。「推し活は“インフレに負けない唯一の趣味資産”かもしれない」。金銭リターンはほぼゼロ(転売は別として)、でも精神リターンはバカ高い。しかも景気が悪くても続く——この3点で、推し活を“超ディフェンシブ資産”として扱ってみます。株式みたいに値動きで胃が痛くならないし、利回りは数字じゃなくて「明日も頑張れる」に直結する。ここがポイント。
この記事では、会計オタク目線で家計のB/S(貸借対照表)をいじります。金融資産(現金・株)と実物資産(家・車)に加えて、第三のレイヤーとして「推し資本(ライブの思い出・グッズ・仲間コミュニティ)」を置く。すると、「浪費か投資か」の二択が崩れて、推し活の“守り方”が見えてきます。たとえば、推し活費を家計の固定費にしないコツ、満足度を落とさずに支出を平準化する考え方、そして「推し活もNISAも両方続ける」ための現実的な線引き。円は弱いけど、推しへの愛は通貨危機を起こさない——その理由を、数字と感情の両方から分解していきます。
読み終わるころには、「推し活=ムダ遣い」という罪悪感が薄れて、むしろ“家計を崩さず推しを続ける設計図”が手に入るはず。自分の推し活がどのタイプで、どこにお金が漏れやすいかも一緒に見える化していきましょう。
目次
推し活は“浪費”じゃない?家計B/Sに「推し資本」を追加してみる

推し活って、世間的にはまだ「趣味」「散財」扱いされがちです。でも会計っぽく見ると、推し活は“消えてなくなるお金”というより、目に見えない形で家計に残るものが多いんですよね。ここではまず、家計のB/S(貸借対照表=いま自分が何を持ってるかの一覧)に、金融資産・実物資産に続く「第3の棚」として推し資本を置いてみます。
推し活が“インフレに強く見える”理由はシンプル
値上げが続くと、人はまず「代わりが効くもの」から削ります。たとえば、いつものカフェ、サブスク、コンビニのスイーツみたいな“似た選択肢が多い支出”は調整しやすい。
でも推し活は逆で、代わりが効きにくいんです。ライブはその日その場所だけ。舞台も同じ公演は二度と戻らない。握手会やイベントも一期一会。
だから支出は減らしにくい。これは気合じゃなくて、「買わないと後悔する確率が高い」から。会計オタク的に言うと、推し活は“後悔コスト”がでかい支出です。結果として、景気や物価が揺れても優先順位が落ちにくい=“インフレ耐性っぽく見える”わけです。
家計B/Sに「推し資本」という無形資産を置く
家計の資産って、普通はこう分けます。
- 金融資産:現金、預金、株、投信
- 実物資産:家、車、家電など
ここにもう1段、推し資本(無形資産)を足します。中身は例えばこんな感じ。
- ライブ・遠征の思い出:写真、記憶、達成感(心の体力になる)
- グッズ:モノとして残るだけじゃなく、“日常のご機嫌”を底上げする装置
- 仲間・コミュニティ:情報、共感、居場所(メンタルの保険)
- 自分の成長:推しのために働く、体調管理する、遠征の段取りが上手くなる…地味に人生スキルが増える
ここがポイントで、推し活の金銭リターンは基本ほぼゼロでも、生活のパフォーマンス(仕事・健康・人間関係)に効いてくることがある。
つまり、推し活は「お金を増やす資産」ではなく、自分の毎日を崩れにくくする資産として捉えられるんです。これが“超ディフェンシブ資産”という言い方の正体。
推し活を資産っぽく扱う「3つの会計ルール」
じゃあ、推し活を資産として扱うなら、家計管理はどうする?初心者でもできるルールを3つだけ。
① 推し活費を「固定費化」しない(変動費のまま守る)
固定費にしちゃうと、家計が苦しい月に一気に詰みます。おすすめは、推し活は基本“変動費”で、上限だけ決める。
例:月3万円まで/ボーナス月は別枠、みたいに“枠”で守る。
② 推し活を「積立化」する(急な出費で家計が割れない)
ライブ・遠征は突然来ます。だから「推し積立」を作る。
例:毎月1万円だけ別口座に移す。これだけで、イベントが来ても貯金を崩さずに済みます。推し活が原因のカード地獄を防げるのが強い。
③ “精神リターン”を見える化して、ムダを削る
同じ1万円でも、満足度が全然違う出費があります。
- 満足度が高い:現場、良席、推し仲間との時間、作品への課金
- 満足度が低い:惰性のグッズ追加、目的の薄い遠征、なんとなくのガチャ
ここを仕分けすると、「推し活を減らす」じゃなくて、推し活の密度を上げながら無駄を減らすができます。罪悪感なしで家計が整う。
推し活は、円安や値上げの波を止めてはくれません。でも、値上げの時代にメンタルが削られやすい今だからこそ、推し活が“生活の防波堤”になることがある。大事なのは、推し活を否定することじゃなくて、推し資本を守れる形に家計を設計することです。
「金銭リターンほぼゼロ」でも成立する—推し活の“精神利回り”という考え方

セクション1では、推し活を家計B/Sの「推し資本(無形資産)」として置いてみました。次はもう一歩進めて、推し活を“投資っぽく”見るときの核心、リターンの正体を分解します。
結論から言うと、推し活のリターンはお金じゃなくて、気持ちと生活の回復力です。だから物価が上がっても続きやすい。ここを初心者向けに噛み砕きます。
推し活の“利回り”は「ご機嫌」と「回復力」
投資って聞くと「増えるお金」を想像しがち。でも現実の生活では、お金が増えても心が削れたら意味がない日もあります。
推し活のリターンは、ざっくりこの2つ。
- ご機嫌リターン:日常のテンションが底上げされる(仕事中も踏ん張れる)
- 回復リターン:落ち込んだときの立て直しが早くなる(メンタルの回復薬みたいな役割)
ここが大事で、推し活は「楽しい」だけじゃなく、生活のダメージ耐性を上げることがある。
会計オタク的に言うと、推し活は“ぜいたく品”というより、場合によっては家計のストレス損失を減らす支出になり得ます。
インフレに強いのは「値段」より「意味」で買ってるから
インフレ局面で多くの商品は「高くなったら買うのをやめる」が起きます。これは当たり前。
でも推し活は、値段の比較よりも「その体験の意味」で買う割合が高い。
- ライブ:その日その瞬間しかない(あとから同じ体験を買えない)
- グッズ:モノ以上に「推しとの接点」を持ち歩ける
- コミュニティ:一緒に熱狂できる“居場所”が手に入る
つまり、推し活は「いちばん安い選択肢」ではなく、いちばん刺さる選択肢が選ばれやすい。
だから値上げされても、完全にゼロにはなりにくいんです。推し活市場が大きくなっている背景にも、こういう“意味消費”の強さがあると言えます。
家計P/Lで見ると「推し活は固定費じゃなく“設計できる幸福費”」
推し活が怖いのは、「気づいたら増えてた」になりやすいところ。だからP/L(家計の成績表=毎月の収入と支出)では、推し活をこう扱うのがコツです。
① 推し活を“幸福費”として科目分けする
食費や娯楽費に混ぜると、何に効いてる支出か見えません。
「推し活費」を独立させると、満足度の高い月・低い月が見える化されます。
② “精神利回り”が低い支出を先に削る
同じ1万円でも、心の満足が薄い出費はあります。
「惰性で回したガチャ」「目的の薄い追加グッズ」みたいなところから削ると、推しを手放さずに家計を軽くできます。
③ 月の上限+年の上限を両方置く
月だけ決めると、イベント月に崩壊しがち。
おすすめは「月2万円+年30万円」みたいに二重の柵を作ること。イベントが多い年でも、家計が致命傷になりにくいです。
推し活は、お金を増やす投資とは違います。でも、「生活を立て直す力」をくれるなら、それは立派なリターン。国のレポートでも、推し活が若年層中心に伸びる消費として分析されているのは、まさに“軽く見れない規模”になっているからです。
次のセクションでは、この推し活を“資産”として持ちながら、貯金・投資(NISAなど)とケンカさせずに両立する具体策まで落とし込みます。
推し活も貯金も両方守る—「3階建て家計」でインフレ時代を生き残る

ここまでで、推し活を「推し資本=無形資産」として扱い、金銭リターンの代わりに“精神利回り”がある、という話をしてきました。
でも現実は、家賃も食費も上がるし、将来も不安。推し活だけ強くても、家計が崩れたら続きません。そこでこのセクションでは、推し活を“資産扱い”しながら、貯金・投資(NISAなど)とケンカさせない設計を作ります。
家計は「3階建て」で考えると一気に楽になる
初心者でも分かりやすい形にすると、家計はこの3階建てが最強です。
- 1階:生活防衛(守り)
生活費・固定費・緊急用の現金(病気、失業、家電故障に備える) - 2階:育てる資産(増やす)
積立投資(NISAなど)=将来の自分のためのエンジン - 3階:推し資本(心の防波堤)
推し活=今の自分を壊さないための燃料
ポイントは、推し活を「投資の敵」じゃなくて、家計の上層に置く“心のインフラ”として扱うこと。
1階と2階が崩れない範囲なら、推し活はむしろ「働き続ける力」をくれるので、結果的に家計にプラスになりやすいです。
「推し積立」と「投資積立」を分けると、罪悪感が消える
推し活が家計を壊すときって、だいたいパターンが同じです。
イベントが来る → クレカで払う → 後から請求で青ざめる。これがいちばん危険。
だから、やることは超シンプル。
- 推し積立(イベント用):毎月〇円を別口座へ
- 投資積立(未来用):毎月〇円を自動で積立へ
- 生活費(今月用):ここは絶対に割らない
「推しのために積立」と「自分の未来のために積立」が同居すると、心が安定します。
推し活が“衝動”から“計画”に変わるので、推しへの愛も家計も守りやすい。
推し活を“ディフェンシブ資産”にするための3つの防波堤
推し活を資産っぽく運用するなら、最後にこの3つだけは入れておくと安全度が跳ねます。
①「借金で推す」は禁止(利息が最強のインフレ)
インフレより怖いのが、リボや分割の利息です。
推し活の満足度がどれだけ高くても、利息は確実に心と家計を削るので、ここはルール化が正解。
② 推し活の“上限”は「手取り比率」で決める
金額固定だと、収入が変わったときにズレます。
目安としては、初心者ならまず
- 推し活:手取りの 5〜10% を上限
- まずは投資積立(少額でもOK)を先に固定
この順が事故りにくいです。推し活をゼロにしない代わりに、枠の中で工夫する感じ。
③ イベント月のために「特別枠」を作る(平月を守る)
ライブ・遠征がある月は支出が跳ねます。そこで
- 平月:推し活は小さめ
- イベント月:別枠(推し積立)から出す
にすると、家計の波が小さくなって、長く続きます。
推し活は、儲からない。でも、折れにくい心をくれる。だから“超ディフェンシブ資産”になり得る。
ただし資産は資産でも、現金や投資みたいに増える資産ではなく、自分の生活を崩さない資産。この違いを理解して、3階建てで設計できたら、円安でも値上げでも「推しも未来も両方守る」が現実になります。
結論
値上げの波が来るたびに、私たちは「我慢」のゲームを強いられます。節約して、比較して、諦めて。そんな時代に、推し活だけが不思議と残る人が多いのは、推しが“ぜいたく”だからじゃありません。推しが、あなたの毎日を立て直す力をくれるからです。
お金は、数字の世界では強い通貨が正義。でも生活の世界では、「明日も起きられる」「仕事に行ける」「人に優しくできる」みたいな小さな回復こそが正義だったりします。推し活は、その回復を買っている。だから金銭リターンがゼロに近くても、続く。むしろ続けたい。
ただし、愛が強いほど危ない落とし穴もあります。クレカの分割やリボ、勢いでの遠征、惰性のグッズ追加。ここに飲まれると、推し資本どころか生活防衛が崩れます。だからこそ、今日の答えは「推し活をやめる」じゃなくて「推し活を設計する」。3階建て家計で、1階(生活)と2階(未来)を守ったうえで、3階(推し)を堂々と楽しむ。その順番だけは裏切らない。
最後に、今日からできる“超シンプル3ステップ”だけ置いておきます。①推し活費を科目分けする(見える化)。②推し積立を月に少し作る(衝動を計画に変える)。③満足度の低い支出を1つだけ削って、満足度の高い1つに寄せる(推し活の密度アップ)。これだけで、推しも家計も一気にラクになります。
そしてもう一つ。推し活は「心の栄養」だけじゃなく、実は“お金の意思決定の練習”でもあります。限られた予算の中で「何を残して何を減らすか」を考えるのは、投資でも仕事でも同じ。推しに向き合うほど、自分の優先順位がハッキリして、人生の舵取りが上手くなる。だから、推し活はあなたを甘やかすだけじゃなく、あなたを強くもしてくれます。
円は弱いかもしれない。でも、あなたの推しへの愛は通貨危機を起こさない。むしろ、あなたの人生を守る“ディフェンシブ資産”になり得る。今日つくった家計の仕組みが、次のライブの日に「全力で楽しめる余裕」になって返ってきます。未来のあなたが、いちばん喜ぶのはきっと——推しを大事にしながら、自分も大事にできた今のあなたです。
もし今、推し活に少し罪悪感があるなら、それは「大切にしたい」が本気な証拠です。その気持ちを、家計を壊す方向じゃなく“続けられる仕組み”に変えましょう。推しも未来も、どっちも諦めないでいい。
深掘り:本紹介
もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。
『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』三宅香帆
推し活って、実は「支出」だけじゃなくて“語る力”が資産になります。感想がうまく言えない人ほど、この本で世界が変わるタイプ。推しへの気持ちを言語化できると、満足度が跳ね上がって「余計な課金」が減るのが強い。推し活を“散財”から“密度の高い体験”に寄せたい人に刺さります。
『お金が貯まる・使える 紙1枚かんたん家計管理』橋本絵美
「家計簿、続かない」が前提の本。数字が苦手でも、紙1枚で“見える化”できるから挫折しにくいです。推し活をやめずに家計を整えるなら、まず必要なのは根性じゃなく仕組み。推し活費を罪悪感なく楽しむための土台づくりに向いてます。
『いちからわかる!新NISA&iDeCo 2025年最新版』山中伸枝
「推し活もしたい、でも将来も不安」って人のための、超現実的な一冊。新NISAとiDeCoを“難しい言葉抜き”で整理してくれるので、投資を怖がって止まってた人が動きやすい。“推し積立”と“投資積立”を両立させたい人に相性いいです。
『新NISA「これだけ!」実践ガイド〜ほったらかしが9割でお金が増える!(双葉社スーパームック)』
「結局なにをどう始めるの?」に、最短ルートで答えてくれる“実務寄り”ガイド。推し活の支出は「精神リターンが高い」一方で、インフレ時代は現金の価値が目減りしやすい。だからこそ、ほったらかしで回る投資の型を先に作っておくと、推し活を守りやすくなります。
『ビッグマックと弱い円ができるまで』佐々木融
「円安って結局なにが起きてるの?」を、ニュースより肌感で理解できるタイプの本。推し活インフレ耐性の話を書くなら、背景として“円が弱い世界”の仕組みがわかると記事の説得力が一段上がります。為替を怖いものから“読める話”に変えたい人におすすめ。
それでは、またっ!!
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