みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
オリエンタルランド、決算あんまり良くなかったね。。。けど、いっぱいお客さんいるし、なんでだろう?
それには、減価償却費が強く関係します!
減価償却という言葉を聞いたことがありますか?
ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、実は企業の会計でとても大切な仕組みなんです。
この記事では、減価償却がどういうものか、そしてそれが企業の決算や株価にどんな影響を与えるのかを、初心者でもわかりやすく説明します。
さらに、オリエンタルランド(東京ディズニーリゾートを運営している会社)の最新決算を例に挙げて具体的に見ていきます。
減価償却って何?
減価償却とは、企業が買ったもの(建物や機械など)の費用を少しずつ経費として計上することです。
例えば、オリエンタルランドが新しいアトラクションを10億円で作ったとしましょう。
この10億円を一度に経費にすると、その年の利益が大きく減ってしまい、会社の業績が悪く見えてしまいます。
そこで、減価償却を使うことで、その10億円を例えば20年間にわたって少しずつ経費にするんです。
具体的には、1年あたり5000万円ずつ経費として計上します。
こうすることで、毎年の利益が安定し、会社の本当の業績が正しく反映されるんです。
なぜ減価償却が必要なの?
もし減価償却がなかったら、企業が新しい建物や機械を買うたびに大きな経費が発生し、利益が急激に減ってしまいます。
これでは、会社の経営が実際よりも悪く見えてしまう可能性があります。
減価償却を使えば、長期間にわたってそのコストを分散させることができるので、会社の財務状況をより正確に見せることができます。
また、減価償却を行うことで、企業は資産の価値が時間とともにどのように変化しているかを把握できます。
これにより、資産がどの程度使われ、どれだけの価値が残っているかが明確になります。
これも、企業の将来の計画や投資判断にとって重要な情報です。
オリエンタルランドの例で考えてみよう
オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートを運営しており、たくさんの建物やアトラクションがあります。
2024年度第1四半期の決算では、同社は年間約134億円の減価償却費を計上しました(前年同期比+19億円)。
これは、新しく導入されたアトラクションやリニューアルされた施設に対するものです。
例えば、新しいアトラクションに10億円を投資し、その耐用年数が20年だとします。
この場合、年間5000万円が減価償却費として計上されます。
この減価償却費があるおかげで、企業は投資を長期間にわたって少しずつ経費として計上し、利益を安定させることができます。
減価償却が株価に与える影響
減価償却費が増えると、短期的には企業の利益が少なく見えるかもしれません。
しかし、これは会社が将来の成長のために投資をしている証拠でもあります。
オリエンタルランドのように、施設やアトラクションのリニューアルや新規導入を行っている企業では、減価償却費の増加はむしろポジティブな指標です。
投資家は、減価償却を正しく理解することで、企業の将来的な収益性をより正確に評価できるようになります。
まとめ
減価償却は、企業がどのようにお金を使い、その効果を長期間にわたって反映させるかを示す重要な会計手法です。
オリエンタルランドの例からもわかるように、減価償却を理解することで、企業の財務状況をより正確に把握し、投資判断に役立てることができます。
初心者でも、この基本を押さえることで、企業の財務諸表を読む力がつき、より良い投資判断ができるようになるでしょう。
それでは、またっ!!
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