若手・ミドルキャリアに贈る:「なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか?」から学ぶ仕事の新視点

みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。

あなたが今しているその仕事、本当に“自分への投資”になっていますか?

毎朝の通勤がただの作業になっていませんか?
本記事では、バラエティプロデューサー角田陽一郎さんの著書『なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか?』からヒントを得て、働き方へのユニークなアプローチを3つ紹介します。


読めば、仕事が自己成長の投資になり、アイデアが生まれる働き方を実践し、好きなことだけで生きるための戦略が見えてきます。
カジュアルで親しみやすい語り口で進めますので、コーヒーでも飲みながらリラックスして読み進めてください 。
読み終える頃には、きっと仕事に対するモヤモヤが晴れ、明日からの働き方にワクワクした気持ちで挑めるでしょう。

「好きなことを増やす」×「自己投資」:複利的成長のススメ

「働く理由ってお金のため?自己実現?夢を叶えるため?」――角田さんは冒頭でこんな問いを投げかけています。
実はその答えはシンプルで、本質的には「働く=自分の好きなことを増やすため」だと言うのです。
働くことで自分が本当に好きになれるものを見つけ、「いつか好きなことだけやって生きていけるようになるために」日々頑張るのだと説いています。
もし今のあなたに夢や情熱がなくても大丈夫。
新しい「好きなこと」をこれから創ればいいんです。
実際、成功している人は自分の「好き」を自ら創り出すのが上手な人が多いといいます。
では、どうやって「好きなこと」を増やしていけばいいのでしょうか?

ポイントは自己投資です。
自分がワクワクすることや興味があることに時間と労力を投資してみましょう。
それは読書でもスキル習得でも人との出会いでも構いません。
お金の世界で「ROI(投資対効果)」という指標がありますが、あなたの時間のROIを意識してみてください。
例えば、1日1時間を新しいスキル習得に充てたら、そのスキルは一生モノの資産になります。
知識や経験といった自己投資の成果は生涯減価償却されない資産で、何度使ってもなくなりません​。
むしろ使えば使うほど価値が増すことさえあります。
これはまさに複利的成長のイメージです。
経済の複利と同じように、毎日の小さな成長が積み重なると驚くほど大きなリターンを生むのです。
実際、「1日1%の成長」を続けると一年で約38倍の成長になるという有名な試算があります​。
逆に1日1%サボると同じ期間でわずか3%程度(0.03倍)まで落ち込むそうです​。
すごいですよね!

つまり、今日なにか一つ「面白そう」「やってみたい」と思うことに手をつければ、それが将来大きな「好き」に育っていく可能性があります。
最初は小さな種でも、毎日水やり(継続)をすることで大樹に育つイメージです。
働くことを「自分への投資」と捉えて、小さなチャレンジを積み重ねましょう。​
好きなことが増えていけば、仕事の時間そのものがどんどん楽しく、かけがえのないものに変わっていきます。

「アイデアを生む働き方」×「コスト意識」:既存資産の活用でクリエイティブに

新しいアイデアを生み出す人って特別な才能が必要?
いえいえ、角田さんは「何でもおもしろがるバラエティ思考」を身につけようと言っています。
要するに、日常のどんなことにも「おっ、面白いじゃん!」という視点を持つこと。
面白がることで、平凡な出来事も次々にアイデアのタネに変わります。
そして大事なのは、ゼロから全く新しいものを作る必要はないということ。
実は私たち、既にたくさんの“ネタ”や“リソース”を持っているんです。
それをフル活用しない手はありません。

ここでビジネスのコスト意識を持ち出してみましょう。
会社のお金を使うとき、「これ、予算に見合う価値があるかな?」と考えますよね。
同じように自分の時間や労力というコストにも意識を向けてみてください。
新しいアイデアを考えるとき、いきなり白紙の状態からひねり出そうとすると膨大な時間とエネルギーがかかりがちです。
これはコスト高なアプローチとも言えます。
代わりに、自分の中に眠る既存資産を活用してみましょう。
既存資産というと難しく聞こえますが、要は今までに培ってきた経験・スキル・知識、人脈などです。
まるで企業が社内の遊休資産を有効活用するように、あなたも自分の持ち駒を再点検してみましょう。

例えば、「前にやったプロジェクトの手法を別の課題に転用できないか?」とか「趣味で勉強したデザインの知識を仕事に活かせないか?」といった発想です。
ゼロイチではなく一を活かして十を生み出すイメージですね。
これは料理で言えば冷蔵庫の余り物でパパッと新しい一品を作るようなもの。
新たに買い出し(新規リソース投入)をしなくても、組み合わせ次第で立派な料理(アイデア)が出来上がります。
こうした発想は費用対効果(コストパフォーマンス)も抜群です。

さらに、「これって面倒だな」「つまらないな」と感じる仕事ほど、ちょっとゲーム感覚でおもしろがってみると良いアイデアが生まれることもあります。
退屈だと思っていた会議資料作りも、「どうせやるなら笑えるネタを一つ入れてみよう」と思えばクリエイティブな挑戦になりますよね。
つまらないという気持ちは何も生み出しませんが、何でも「自分ごと化」して楽しめば仕事はクリエイティブの宝庫に変わります。
アイデアを生む働き方のコツは、自分の持つ資産を再発見し、コスト意識を持って効率よくそれらを組み合わせること
そうすれば、明日からの仕事で「おっ、こんな方法があったのか!」という発見に満ちた日々を過ごせるでしょう。

「好きなことだけで生きる方程式」×「長期ポートフォリオ戦略」:本質的価値を見極める生き方

最終セクションは、究極のゴールである「好きなことだけで生きる」ための方程式についてです。
方程式なんて聞くと堅苦しく感じるかもしれませんが、ここでは長期ポートフォリオ戦略という視点で考えてみましょう。
投資家が将来のために長期的な視野でポートフォリオ(資産の組み合わせ)を組むように、あなたのキャリアや人生にも長期戦略が必要です。
短期的な利益(目先の給料や安定)だけを追いかけると、後から「あのとき本当はやりたいことがあったのに…」と後悔するかもしれません。
一方で、長期的に見れば多少の遠回りや下積みも未来への投資になります。
好きなことだけで生きるなんて夢物語に聞こえるかもしれませんが、実はそれを可能にするための選択や準備をコツコツ積み上げていくことが大切なんです。

長期戦略としてのキャリアデザイン

具体的には、自分のキャリアを分散投資してみる発想です。
例えば今の本業は「安定収入を生む債券」的ポジションと考えつつ、週末の副業や趣味プロジェクトは「将来大化けする成長株」かもしれません。
両方をポートフォリオに入れておくイメージですね。
若いうちはリスク許容度が高いので、新しいチャレンジ(未知の分野への転職や起業など)という攻めの投資も選択肢でしょう。
年次が上がれば安定運用(専門性を深める、マネジメントに転向する等)にシフトするかもしれません。
いずれにせよ大事なのは、自分が本当にやりたいこと(好きなこと)を軸に据えた戦略を描くことです。
市場や周囲に流されてキャリアを決めるのではなく、自分にとっての本質的価値は何かを見極めて選択するということですね。

世の中の流れを見ると、今は「企業より個人が信頼される時代」だと言われます。
SNSや副業解禁の流れもあり、会社の看板より個人の発信力や信用がものを言う場面が増えました。
だからこそ、自分が心から情熱を注げるもの=本質的価値のあるものに集中することが、長期的に見て最強の戦略になります。
仮にすぐには収入や評価に直結しなくても、自分が信じる「本質的に価値あること」であれば続ける意義があります。
投資でも「割安だが本質的価値の高い銘柄に長期投資する」ことで大きなリターンを得ることがありますよね。
同じように、周りから地味に見えても自分にとってかけがえのない道なら、腰を据えて続けてみる価値があります。

本質的価値の見極めと「好き」の方程式

角田さんのメッセージには、「物事の本質を見抜く」ことの大切さも繰り返し登場します。
流行りや肩書きに惑わされず、「自分は何にワクワクするのか?」「これは自分にとって本当に価値があるのか?」と問い続けましょう。
それが本質的価値の見極めにつながります。
好きなことだけで生きる方程式の解は人それぞれですが、「好き×継続×戦略」の掛け算で成り立っている点は共通しています。
好きなこと(好き)に日々取り組む(継続)だけでなく、長期的な計画と思考(戦略)を掛け合わせるイメージです。

そして何より「創造することそのものを楽しむ」マインドを持ちましょう。
角田さんは「創造という、この世で一番の快楽にはまろう」と提案しています。
自分の頭に浮かんだアイデアを形にするのって、考えてみれば最高にワクワクしませんか?
好きなことを仕事にするというと楽な道のように聞こえるかもしれませんが、実際は困難や努力も伴います。
それでも自分の理想を創り出していくプロセス自体が楽しいからこそ、人は困難を乗り越えられるし「ずっと好きなことだけ」を続けていけるのだと思います。

おわりに:今日の一歩が未来の「好きな仕事人生」を創る

長々と語ってきましたが、最後にお伝えしたいのは、あなたのキャリアはあなた自身の「作品」であり「資産」だということです。
日々の仕事に追われているとつい忘れがちですが、毎日の選択や学びが将来の自分の土台を作っています。
この記事でお話ししたように、

  • 小さな自己投資を積み重ねて好きなことを増やすこと(それは将来大きな複利となって返ってきます)、
  • 身の回りのリソースを活かしてアイデアを生む工夫をすること(低コストで高い価値を生み出すクリエイティブな姿勢です)、
  • 長期的視点で自分の本質的に好きなことへ舵を切る戦略を持つこと(人生というポートフォリオを自分らしく設計するということです)、

この3つを意識するだけで、きっと明日からの仕事の景色が変わります。
最初は小さな変化でも、それがやがて大きな違いとなり、気づけば「好きなことだけで生きている自分」に近づいているかもしれません。

「なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか?」と迷ったとき、今日お伝えした視点を思い出してみてください。
働くことは単に生活のためだけじゃなく、未来の自分への投資であり、好きなこと探しの冒険でもあります。
毎日の仕事があなたという人間の価値を高め、人生を豊かに彩る糧になるとしたら…少し前向きな気持ちになれませんか?

最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたのキャリアという物語が、好きなことであふれる素敵なものになりますように。
そしてこのブログ記事が、その物語の1ページを彩るヒントになれたなら幸いです。
さあ、明日も自分という資産に投資するつもりで、楽しく働いてみましょう!
きっと新しい「好き」があなたを待っています。

深掘り:本紹介

もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。

『会計思考のポイント』
会計の基本から応用までを視覚的に理解できるよう、図解を多用して解説しています。
ビジネスの現場で即戦力となる会計思考を身につけたい方に最適です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

しくみ図解 会計思考のポイント [ 村井 直志 ]
価格:2,310円(税込、送料無料) (2025/4/17時点)


『1 投資ってなに? お金を育てる』
​投資の基本的な仕組みや考え方を、初心者にもわかりやすく解説しています。
お金を育てるという視点から、働くことの意味を再考するきっかけになります。


『管理職3年目までに 「会社の数字」に強くなる! 会計思考トレーニング』
​管理職として必要な会計知識を、実践的なトレーニングを通じて習得できます。
会社の数字を読み解く力を養い、戦略的な意思決定に役立てたい方におすすめです。


『ビジョンが実現する3ステップ – 儲かる会計思考』
ビジョンを実現するための会計的思考法を3つのステップで解説しています。
利益を生み出す仕組みを理解し、持続可能なビジネスモデルを構築するヒントが得られます。


『40代からの自分革命 幸福に生きるための33の新習慣』
​40代以降の人生を豊かにするための新習慣を33項目紹介しています。
自己投資やキャリアの再設計に役立つ実践的なアドバイスが満載です。


それでは、またっ!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です