みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは。
Jindyです。
あなたの“好き”は、本当にあなたのものですか?
「このまま今の仕事を続けていて、本当にいいんだろうか?」
「自分にしかできないことを見つけて、好きなことで生きていけたらなあ…」
そんなふうに感じたことがあるなら、今日のこのブログはまさに“あなたのため”の内容です。
今の社会は、好きなことを仕事にするなんて“甘え”だと考えがち。でも、成功している人の多くは、実は「好きなこと×得意なこと」を掛け合わせてキャリアを築いています。
本当の問題は、「才能がない」ことではありません。
「才能の見つけ方」を知らされてこなかっただけなのです。
✅ このブログを読むことで得られる3つのベネフィット:
- 「才能」に関する3つの嘘を見破り、思い込みから自由になれる
- 心理学と投資・会計の視点から、自分の情熱のある分野を“構造的”に見つけられる
- 自分らしいキャリア設計を描く第一歩が踏み出せる
今回お伝えするのは、SNSで話題の“好きなことで生きている人たち”が、どのようにして自分の才能を見つけたのか。そしてそれは、特別な一部の人間だけができる魔法ではなく、誰でも再現可能な「3つのステップ」であるということ。
「仕事って本当は、こんなに楽しいものだったんだ」
読み終わるころには、そんな気づきを持てるはずです。
さあ、あなたの“まだ眠っている才能”を掘り起こしにいきましょう。
目次
才能の“正体”を見誤る3つの嘘──社会が仕掛けた「見えない負債」

多くの人は、自分には才能がないと感じています。その理由は明白です。私たちは「才能とはこういうものだ」という、根深い誤解を植えつけられてきたからです。言い換えれば、無意識に“負債”を背負わされている状態です。
才能がある=楽できる、は間違い
「自分に才能があることなら、きっと楽しくて、ストレスもないはず」——この誤解こそが、才能の芽を摘む最大の要因です。多くの人は、「好きなこと」や「得意なこと」には苦しみが伴わないと考えています。ですが実際は、どんなに好きなことでも、必ず面倒な作業や乗り越えるべきハードルが存在します。
たとえば、有名なアニメ監督ですら、制作の過程で「めんどくせえ」とこぼすことがあります。それでもやめないのは、その“めんどくさい”を超えたところに、圧倒的な充実感と自己実現が待っているからです。つまり、才能とは「ストレスの有無」ではなく、「それでもなお続けたいかどうか」で判断するべきもの。これは、投資の世界にも通じます。成長株は短期的には不安定でも、信じて保有し続けた人にこそ、大きな果実をもたらすのです。
なりたい自分=向いている自分、とは限らない
SNSやメディアを見ていると、自由に働く起業家、華やかなインフルエンサー、バリキャリの営業職など、「なりたい理想像」に心を奪われます。けれど、それが本当にあなたの性格にフィットしているとは限りません。
むしろ、“なりたい姿”を追いかけすぎるあまり、自分にとって本当に心地よい働き方を見失ってしまうこともあります。企業家になりたいとECビジネスを始めた人が、利益は出たのに心が壊れそうになった——そんな事例は枚挙に暇がありません。
このズレは、会計でいえば「のれん(ブランド価値)」と「実態資産」の乖離に似ています。理想はあっても、そこに実態が伴っていないと、のれんは評価減されてしまいます。才能も同じ。理想だけでは継続できません。必要なのは、「性格」と「活動」が交差する地点の見極めです。
才能は“役に立つ”必要はない
「その仕事で食べていけるの?」「そんなのは趣味でしょ」——親や先生からこう言われて、諦めたことはありませんか?これは典型的な“生産性バイアス”です。でも、才能とは必ずしも即金性のあるものでなくて構いません。
たとえば、アニメが好きな人がいたとしても、その裏にある「ストーリー構成に心を動かされる」のか「作画の美しさに惹かれる」のかで、向いている分野はまったく変わってきます。大切なのは、その“好き”の中にある本質を深掘りすること。
これは投資において「テーマ株」を選ぶようなもの。表面の流行ではなく、自分が本当にワクワクする市場にこそ、中長期で価値のあるポートフォリオが生まれます。短期的にお金にならなくても、そこに情熱があるなら、それは“無形資産”として人生を支えてくれる原点になります。
自分の才能を見つける「3ステップ」──行動こそが最大の資産評価

では、具体的にどうやって自分の才能を見つければいいのか?ここでは3つのステップにまとめて紹介します。どれも“元手ゼロ”で実行できる“セルフ投資”です。
性格と向いている仕事には“差異”があると知る
「起業家になりたい」「自由に働くフリーランスに憧れる」「人前で話して稼ぎたい」——現代のSNS社会では、誰かの成功がそのまま“目指すべき姿”としてインプットされがちです。しかし、その姿は「あなたの理想像」であって、「あなたの本質」ではない可能性が高いのです。
多くの人が、他人の成功スタイルを模倣しようとして、途中で燃え尽きてしまうのはこのギャップのせいです。性格的に向いていないことを、努力と根性でなんとか続けてしまうから、自分をすり減らすんですね。
これは企業経営でも同じことが言えます。たとえば、製造業の会社が流行に乗ってIT業へ急転換しても、自社のDNAに合っていなければ失敗に終わる。個人のキャリアも同様で、「理想」と「本質」が噛み合わなければ、長期的な成果は出ません。
“向いていること”は他人がよく知っている
理想と現実を見極めるうえで、非常に有効なのが「他人から見た自分の姿」を確認することです。特に、子ども時代を知っている家族や、昔からの友人に「私ってどんなことが得意だった?」と聞いてみると、驚くほどのヒントが得られます。
人間は大人になるにつれ、“自分をよく見せたい仮面”を身につけていきますが、幼いころの言動にはその人の“素の性格”が如実に表れます。誰かを笑わせていた、人の相談に乗るのが好きだった、一人でものを作るのが好きだった——そんなエピソードの中に、あなたの根源的な資質が眠っているのです。
これは会計の「減損会計」とも似ています。時間が経過して忘れていた“価値のある資産”も、きちんと棚卸しをすれば、再評価の余地がある。自分という資産の価値も、他人との対話によって再認識されるのです。
自分の性格を“数値化”してみる
もう一つ、自分の性格を可視化するのにおすすめなのが、MBTI(16タイプ性格診断)などの心理テストです。もちろん、占いのように盲信する必要はありませんが、「自分はどんな場面でエネルギーが湧きやすいか」「どういった行動様式を好むのか」を言語化することは、キャリア選択において大きなヒントになります。
これは、投資におけるポートフォリオ分析に似ています。自分の性格を“資産配分”として見たとき、どのアセット(行動・思考タイプ)に自分が多く投資しているのかを知れば、「伸ばすべき分野」や「リスクを抑える方法」が見えてくる。診断の結果は、“主観”ではなく“客観”としての手がかりになります。
さらに、診断を受ける“プロセス”そのものが重要です。何十問という設問に真剣に向き合うことは、まさに自分との対話。普段流されていた「なんとなく」では見えない、自分の深層が浮かび上がってくる時間になります。
この3つが重なる場所に“収益性の高い無形資産”が眠っています。そこに時間とエネルギーを投資することで、やがてレバレッジがかかる。好きなことで成果が出るというのは、単なる夢ではなく、構造的な現象なんです。
「やりたくないこと」から見える、才能という“逆会計”

ここまで読んでも、「自分にはピンとこない…」という人もいるかもしれません。そんな方に、もう一つだけおすすめしたいのが、「やりたくないこと」を書き出すことです。
やりたいことを考えると、見栄や理想が混ざって本心がぼやけます。でも「やりたくないこと」は、身体が拒否反応を起こしてくれるので、嘘がつけないんです。
たとえば、
- 単純作業が嫌だ
- 指示される仕事が苦痛
- 通勤電車が嫌すぎる
…など。これらをリストアップすることで、逆算的に「自由な発想が求められる仕事」「自己裁量がある働き方」「在宅中心のスタイル」が浮かび上がってくる。
これは会計の世界で言うと、“支出の見直し”と似ています。やりたくないこと=コストを減らすことで、残ったものに集中投資ができる。その残った“ポジティブな余白”こそが、才能の苗床です。
欲望ではなく、拒絶反応にこそ本音が出る
「自分は何が好きなのか分からない」——この悩みは、実はとても多い。理由は簡単で、私たちは幼い頃から「役に立つこと」や「評価されること」を基準に、好き嫌いを整理する癖をつけられてきたからです。
けれども、本当に自分を知りたいなら、「やりたいこと」よりも「やりたくないこと」にまず注目すべきです。なぜなら、嫌なことには自己防衛本能が働くぶん、ウソをつけないから。自分の心が正直に反応するのは、まさに“拒絶”の瞬間なのです。
これはまさに、会計でいう「引当金」の考え方に通じます。損が出る可能性が高い未来に備えて、先に費用を見積もっておく。つまり、マイナスを先にリストアップすることが、健全な経営判断につながるのです。人生も同じ。「やりたくないこと」という“未来の赤字”を最初に見える化すれば、選ぶべき方向がよりクリアになります。
本当の才能は、“やりたくない”の対義語の中にある
たとえば、「朝の満員電車がどうしても耐えられない」と感じる人は、リモートワークやフレックスタイム、あるいは場所に縛られない生き方に強いニーズを持っている証拠です。また「人の指示に従うのが苦痛だ」と思う人は、裁量のある働き方、あるいは自分で意思決定できる仕事に向いている可能性があります。
重要なのは、これを「ただのわがまま」として片付けないこと。むしろそのわがままこそが、あなたが人生のどこにエネルギーを奪われているかを示す“逆指標”です。つまり、「やりたくないこと」は“消耗費”であり、これを最小化したときに、あなたのリターンは最大化するのです。
会計でいうなら、利益を上げるために必要なのは「売上の最大化」だけではなく、「コストの最小化」。嫌なこと=精神的コストの排除は、あなたの心の利益を増やすための立派な経営戦略です。
「才能」は、苦にならない繰り返しの中に現れる
逆会計の視点を通じて「やりたくないこと」を除外したあとに残るもの、それが本当の“資産”です。そしてその資産の中でも、特に注目すべきは「繰り返しても苦じゃないこと」。
何時間やっても苦にならない、気がついたら没頭していた、つい人に語りたくなる——こうした“自然に続いてしまう行動”こそ、あなたの才能が眠る場所です。これは、経済的な利益よりも強固な、「習慣化という資産価値」を生む源泉となります。
つまり、「やりたくないこと」を捨てた先に残る“やってて疲れないこと”こそが、あなたの無形資産。しかもそれは、他人にとっては苦痛でも、あなたにとってはストレスどころかエネルギー源になる。ここにレバレッジ(てこの原理)をかけていくことが、長期的な成功につながるのです。


結論:「才能はある」ではなく、「もうすでに使っていた」に気づく瞬間
才能が見つからない。それは多くの人が抱える悩みです。でも、本当は違うのかもしれません。才能とは、遠くの理想像にあるものではなく、実はずっと身近にあって、日々の選択や感情のなかで何度も顔を出していたもの。ただ、それに名前をつけられず、価値を認めてこなかっただけなのです。
「やりたくないこと」が明確な人は、それだけで大きなヒントを持っています。その逆に、何かを繰り返し続けていたなら、それは既に才能として“使っていた”証拠です。誰かの成功モデルに乗っかる必要なんてない。あなたのやり方で、あなたの速度で、見つけていけばいい。
投資や会計の世界では、見えない資産——ブランド、信頼、時間の使い方——が最も大きな価値を持つとされています。人間も同じ。あなたが無意識に育ててきた「好き」や「得意」や「心のざわつき」こそ、かけがえのない“人的資本”です。
もし今、道に迷っているとしたら、それは才能がないのではなく、まだ正しい“棚卸し”が終わっていないだけ。大丈夫。あなたの中には、すでに可能性の原石が眠っています。それを信じて、一歩ずつ、今日から“自分”という資産に投資していきましょう。
あなたの人生が、あなた自身の手で豊かに育っていく未来を、心から願っています。
深掘り:本紹介
もう少しこの内容を深掘りしたい方向けの本を紹介します。
『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』
自己理解を深めることで、自分の才能や強みを見つける方法を解説しています。「やりたくないこと」から自分の本質を探る手法も紹介されており、自己分析の入門書として最適です。
『凡人が天才に勝つ方法 – 自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす技術』
普通の人が自分の長所を極限まで伸ばし、自分らしく輝くための方法を紹介しています。「やりたくないこと」を避けることで、自分の才能を見つけるヒントが得られます。
『一度しかない人生を最高の人生にする方法 GREAT LIFE』
人生をより良くするための具体的な方法を提案しています。「やりたくないこと」を明確にし、それを避けることで、自分の人生を最高のものにする手助けとなります。
『才能の正体』
才能の見つけ方や伸ばし方について、具体的な行動例を交えて解説しています。「やりたくないこと」を通じて、自分の才能を客観的に見つめ直す視点が得られます。
『「絶対」価値観。 – 人事のプロが教える「自分の軸」の見つけ方』
自分の価値観を明確にすることで、やりたくないことを避け、自分の軸を持つ方法を紹介しています。自己理解を深めるための実践的なガイドです。
それでは、またっ!!

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